2009年4月30日木曜日

豚と花粉と。

先週末から 仙一がくしゃみを連発。
数日は風邪かな?と思っていたが
どうも様子がおかしい。
花粉のせいかも、、、?!
ここのところ 記録的に気温が上がり
真夏並みの暑さとなって 花粉が飛ぶのに好条件なのだ。

そんな折、豚インフルのNEWSが飛び込んできた。
しかも 感染者を出した高校は 同じクイーンズにあって
そう遠くないエリアだ。仙一の学校の兄弟姉妹の
誰かが通っている可能性もある。

すわっ、仙一も もしかして、、、と
疑ってみたけれど どうみても花粉によるアレジーだ。
去年同じ時期に 同じような症状が出た。
(AOLのブログが消えたので 記憶が定かではない、、、)

NYでは毎日無料の新聞が何誌か発行されている。
                           我が家の貴重な情報源

それにしても 当初 日本の報道の過熱にびっくりしたものだが
対照的に こちらでは(感染者が出ているのに)報道がのんびりしたものだった。
しかし ここ数日事態が悪化しているので
さすがに さまざまなメディアで連日取り上げられている。

ちょっと違うのは 日本のように「急いでマスク買わなきゃ」とか
「豚肉販売を見合わせる」とか 国民が大騒ぎしないことだ。
草薙君の報道のときも ネットのニュースで見ただけだけど
マスコミのやりすぎ、日本国民の騒ぎすぎには げんなりする。

とはいえ アメリカの応対も暢気なもので
一応学校経由で市の衛生局からの通達(豚インフルの説明)はあったものの
じゃぁ 学校内で手洗いやうがいなどを
子供達に推奨しているか、、というと
特別 何の方策もとっていないようだ。
それじゃなくても 食事の前に手を洗う習慣がない人たちだけに
不安は募る。。。。。


もしかして パニックを避けるために政府(US)が隠していることが
たんまりあるのかもしれない。
今朝のニュースで米で感染者初の死亡が報じられていた。
一方では NYの市長が会見でNYの感染者は
みな回復に向かっていると声明を出している。
一体 状況は好転なのか悪化しているのか
よくわからない。

しかし よーく考えると これだけ南米移住者が多い国で
メキシコからその時期に入国した人の数を考えれば
感染者がこんなに少ないはずが無い。
やっぱり 重要機密事項として
 まだ明らかにできないことがあるのかも、、、、。
こ、こわい、、、、。

夏の里帰りに影響の無いことを祈る、、、。







2009年4月21日火曜日

リセス!リセス!!リセス!!!



うーむ 税金の処理が終わったかと思ったら
仙一の春休みがやって来た。
4月の9日から10日間、学校がSPRING RECESSで
休みなのである。

な、長い、、、、、日本のように 一人で公園に行っといで!と
できないので 一日べったりにならざるを得ない。
あちこちのお母さんから 深いため息が聞こえてきていた。

そうは言ってもこの時期は 
ユダヤ教信者にとって大事な時期だそうで
いそいそと その祭典(pass over)に向けて準備をしている様子が
あちらこちらで見受けられた。

また、12日はイースターというキリスト教信者のお祭りで
一般的にこの日は どの商店もお休み。
そうとは知らず のこのこ郊外のモールに出掛けていって
軒並み閉店していて がっかりして帰ってきたのだった。

面白かったのは イースターの日にikea (北欧家具や)に寄ったのだけど
ウロウロしているお客さんは ほとんどが 中国人、インド人だけで
妙に閑散としていた。
そうか 我らアジア人には イースター(キリスト復活祭)は
関係ないものねぇ~と 納得してしまった。

当然 我が家は純粋日本人一家なので
イースターと無縁と思いきや
父ちゃんが会社の人から仙一にあげて、と
イースターのチョコレートをもらってきた。
その人は思い切り日本人なんだけど
やはり 子供がいるとか何とかで イベントの一環として
チョコを用意したらしい。
いまでは 宗教的意味合いはだいぶ薄れ、
季節の行事として 学校でもイースターのお祭りを
取り入れている。
ま、要は そういったお祭りが好きかどうかなんですがー
あたしはやらないクチなので、、、、

でも このチョコは可愛くて美味しかった。

2009年4月2日木曜日

南米からIRSへ

さて 日本の税金シーズンは終わったはずですが
アメリカでは 4月15日までに納税手続きを
全員済ませなければならない。

日本と違ってここでは 納税者が自分で申告しなければならない。
だから 郵便局や図書館とかで 申請書類が配られているし
いまどきは 皆さんインターネットとかソフトを使って
済ませる人も多いようだ。
でも 税金の仕組みが複雑なので
(稼いでいる人ほど)会計士を使うのも 結構ポピュラーだ。

去年はビザの変更や父ちゃんの転職があって
税金の申告が複雑極まりなかったので
会計士に依頼した。
しかし 会計士には通常200~300ドル以上支払うので
貧乏な我が家では大きな出費である。

また、去年依頼した会計士は非常に慇懃無礼だったので
彼にはもう頼みたくなかった。
あんな奴に300ドル払うのは 嫌だ!
しかも 今回の申告は比較的簡単だから 自分でもできそう。

、、、、、貧乏人は何でも自分でやらなければならない。
しかも 今、私はHOUSE WIFE。
金は無いが 時間だけはある。

ソコからが長い旅となったのである。

書くと長いから 止めておくけど
結局 この2週間は 税のことをネットで調べて 
NY市の提供する「納税手続きアシスタントサービス」の
会場に何度も出向き、
結局 さまざまなことでそこの係員と 激論(?)を交わし、
そこでは埒が明かないから
IRS(国税局)まで出掛けて行って(2回)
提出書類を訂正して すったもんだの果てに
一昨日、無事 提出できたのであります。

まぁ 何でこんな簡単な書類に 時間が掛かったか、
というと アシスタントサービスの係員が知識を間違っていて
それを認めなかったからである、。

通常 一般的には 子供の控除を1000ドル(約10万円)
受けられるのだが どういうわけか その係員(ANDY)は
ウチはその規定に入らないから 控除は受けられない、と
いうのである。
おっかしいなぁ 同じビザ・ステイタスで同じ状況の人は
問題なく控除を受けてるのになぁ。
その疑問をIRSに行って聞くと
ウチは大丈夫、受ける資格がある、と
明言してくれたので
もう一度 ANDYのトコへ出掛けていって その旨を伝えると
「そりゃ IRSが間違ってんだよ!グリーンカードを持ってない人は
皆子供の控除は受けられないの!だから 書類は直さないよ」と
のうのうと言われた。
(怒り炸裂の私は 謎の英語で がなりたてると
一緒にいた仙一が ビビって ママ、、、止めときなよ、、と
おろおろしていた。 怒って英語で怒鳴るお母さんはかなり
怖かったらしい、、、、、。)

しょうがないから ふたたびIRSへ。
すると IRSの人が訂正を補助してくれて
書類を全て仕上げてくれ、
「そのANDYの組織に連絡入れておくから。
こんな間違いを認めないなら その会場での
他の納税者は みんな子供の控除を受けられないことになってしまう。
不公平だからね。」と 言ってくれた。

はぁぁ こうして初心者納税者の春は過ぎていくのだった、、、。

しかし 子供の控除が1000ドル、これを受けられるか受けられないかで
この夏の我が家の 日本一時帰国の運命がかかっていたのだ。
そりゃ 必死になるでしょう。
、、、そういうわけで この夏の一時帰国は決定しました。
西荻のみなさん この夏もよろしく。