2010年3月17日水曜日

やればできる、褒めてはいけない。


ほ、本当にやれば出来る。
この間宣言した(?)フリーペーパーの
準備号が 完成し、さっそく 近所の人々に配布。
題して「FOR THE HAPPY FEW」(66丁目文庫便り)。
反応は 上々であった。

今日は 仙一の学校の保護者面談。
(学年度中に2回あるのだ。)
昨日成績表が配られ、それを元に先生と話す。
勉強に関しては まぁ いいや、いうこと無し。
成績は良くはないが その他のことを話しておかなきゃ、と
意気込む母であったが 担任を目の前に 少々怖気づき
用意していたことの半分も言えなかった。
相変わらず 弱気の母である。

でも 一つだけは言っておかねば。
このごろ 仙一にまとわりつく
クラスメートの男児についてだ。
彼のことは 時々家でこぼしていた仙一。
どうやら 最近では勘弁できぬ様子。
何が許せないかっていうと、、、、。

普段から ベタベタと触ってくる。
(他の子にも やたら 触るらしい。)
それに加えて 過日、ランチタイムに
仙一の弁当箱、箸箱をベタベタといじったそうだ。
そして その後 弁当の中身を馬鹿にしたとのこと。

この時点で 私が激怒。
触る、触らないは まぁ、置いておこう。
何だ、その弁当の中身を馬鹿にしたって言うのは!!!!
日本人をなめてんのか、コラっ!!
つい 仙一の前で激昂してしまった。
どうやら 断続的におにぎりやらふりかけやら
梅干やらを見ては YAK!(ウゲっ)とか言うらしい。

その男児Aは マレーシア出身である。
同じアジア人で米を食べるっちゅーに 何を言う!!!
これが ロシア人ならしょうがない、
文化は大幅に違うからね。
でもよ、この三年間、誰にも弁当を馬鹿にされたことは
なかったぜよ。他の子はそんなこと言わないんだよ!!

怒りが収まらない母であったが 理性を取り戻した後に
しばしAとはランチを食べないように 忠告。
それから しばらくは仙一の希望もあって
サンドイッチ、等のアメリカ食に切り替えた。
(母としては 不満がくすぶるが。)

しばらく様子を見ていたら とりあえずは収まったように見えた。
しかし 「触ってくる」のは相変わらずのようで
とうとう仙一も業を煮やし、保護者面談で先生に言って!!と
お願いされたのだった。

どうにも気に入らんのは そのAの態度である。
じつは 色々な件でしょっちゅう担任から注意されるようだが
殆ど効果が無いようだ。
また、担任の見ていないときに そういうことをしてくるんだと。
人やものに触っていないと 落ち着かない、ある種の
癖というか病気というか、、、、
(この間の遠足の付き添いで 彼の様子を観察する機会があった。
実際 常に何かに触っている感じ。物ならいいけど
人にはね、、、ちょっと。。。)
それでいて勉強ができるようなので 許されているようだ。

全然関係のないことだけど 彼の表情が
「寄生獣」という漫画に出てきたある人物に似ている、、、
それで 私にはどうにも印象が悪いのである。
(全く持って大人気ないことを言っているが。)

面談の最後に 意を決して先生に言ってみた。
どうも先生も気づいてはいるようであった。
これから さらに気にはかけてくれるようだが、、、。

まぁ このこと意外では学園生活は楽しいようで
本当に心からENJOYしている仙一ではある。
どういうわけか よそのクラスの子とまで
仲良くなっていたりして 彼の交友関係が
だんだん分からなくなって来ているほどだ。

P.S そうそう そのときの遠足って
「ふたりは いっしょ」(FROG AND TODD)の
お芝居を観に行ったのであった。
着ぐるみのカエルが出てくるかと思っていたら
人間がその役を演じていただけだった。
がっくし。

2010年3月14日日曜日

そこから ここまで

このところ 精力的に時間を使っている。
ようやく モヤモヤとしていたことから 這い出せそうなのだ。
冬眠(もう3年も寝てた。)からようやく醒める感じ。

もろもろ 動き出して まずは かもめブックス時代の
フリーペーパー、BONBORIを もっと簡素化したものを
作って 近所の日本食料品店等に置いてもらう作戦だ。
そこから 発生して ウチでミニ・カフェをやりつつ
古絵本やら英語の絵本やらを ぼちぼち販売していこうかと。

実は 隣町や仙一の学校周辺には 日本人ママが
大量発生中なのだ。
深く入り込むと面倒は多いが 絵本・本などが
間に入ってくれると ある種クッションになってくれる。
まぁ どうにも話せない人も 中にはいるだろうけれど。

うだうだ考えてきたことだが とにかく始動しましょう。

そう思って フリぺ作成に数日。(その間 確定申告も
自分で手続き。今年は 自力でがんばった!)
ところが、、、、、
新しいPCとソフトを使うことと
それが英語表記なので
ちっとも さくさくできないっ。

あらかた レイアウトが出来てあとは数箇所いじるだけ、、、
なんだけれど 横書きの文を縦書きにしようとしたら
どこをどういじっても出来ない。。。
他のソフトに落として作業しようとしたが
それも出来ない。
ちなみに このPCにはワードは入れていないので
あぁ、ワードだったらなぁ、、、と嘆息。
簡単なことなのに すぐに出来ないこのもどかしさ!!

しょうがないから 古いPCのワードを使うか。
これがまた 動作が悪いんだよね、、、。
画面が変わるまで 編み物して待つくらいだから、、はぁぁ。

オンラインで編集できるのってあるのかなぁ。
だんだん面倒になってきた。
全部手書きで行くか?行くか??行くの??
ムー。
私のセンスだと 小学生の壁新聞のようになるのは
目に見えているが。

以後 つづく。

2010年3月10日水曜日

あぁ ケロッグ!



やはり ここでの生活ではコーンフレークは必需品。
かなりの種類が販売されていて どんな小さなスーパーでも
一通り揃っている。
というのに 仙一は最もスタンダードな
コーンフレークしか食べない。
甘いものには 全く興味が無いのである。

この間買ったケロッグのパッケージの裏に
コーンフレークを使って チキンのフライ(もどき)を
作るレシピが載っていた。
おぉ これは 衣をコーンフレークにした
フライドチキンではないか!
しかも油で揚げずに オーヴンで焼くだけ!

簡単だし おいしそう、だということで
早速作ってみた。
小麦粉と牛乳を混ぜて そこに塩・コショーを入れ、
その中にチキンを漬けて そのあと
砕いておいたコーンフレークの衣をまぶして
オーブンで30分ほど焼くだけだ。

家族中の期待を一身に受けて チキンは食卓に並べられた。
もう全員ワクワクである。見た目は非常にいい感じ。
しかし、、、、
コーンフレークの衣が口の中で突き刺さる。
痛い。(かなり小さく砕いたんだよ!)
しかも 味が無い。鶏肉そのものの味しかしない。
え?
じゃぁ レモン汁でもかけるか、、、、
衣のせいで浸み込まない。。。。

期待は大きく外れ、沈んだ食卓になった。
大量に作ったので 残りは数日の母さんの昼ごはんとなる。
でも 残り物でおいしくないものは そりゃ 食べる気がしないよ。。。

結果的に チリソースを作ってディップして食べたら
まぁ 悪くないものにはなった。
それにしても
なんで調理段階で味つけのことに気がつかないんだろう。
おおよそ こういう失敗をするのが私なのである。
想像力がね、足りないんだよね、
なんでも勢いでやっちゃうから、、、、

ちなみに近所の日本人奥様方はお料理上手の腕自慢ばかりである。
肩身がせまいよ。。。。

2010年3月4日木曜日

自伝プロジェクト

来週までに サイエンスのプロジェクトを仕上げて
学校へ持っていかなければならない仙一。
理科・科学にまつわる実験をして
大きなダンボールにその経緯等を書き込み
発表するのだそうだ。
母として一番苦手な分野である。。。。

その宿題が終わってないっちゅーに
今度は新規のプロジェクトの詳細が配られてきた。
「自伝を読んでまとめる」プロジェクトだ。
歴史上の人物なら誰でも良いが 条件としてその人の
自伝を一冊読んで それをベースに自分でさらなる人物像を
描き出し ボードにまとめてクラスで発表するそうだ。

前々からこのプロジェクトについては聞いていたので
誰にする~と 何気に仙一に言ってはおいたのだが。。。

「マイケル・ジャクソン!!」
もう ノートに書いたんだよ、先生が誰にするか
書けって言うから。

マ、マイケル??
そりゃ ここ数ヶ月の仙一のマイケル熱中度からすれば
彼のことを取り上げたいのは よーくわかるが
いいよ、ジャクソン5時代とか その後事故とか
その辺まではいいよ、、しかし、、児童虐待の疑いがかけられた、
とか幼児愛好趣味等については 避けて通れるか??
どうにか マイケルをパスする方向にもっていく母。

マイケルは他の子もきっと取り上げるだろうし
人と同じじゃぁ つまらないよ、、、とかなんとかいって誤魔化し、
他に誰かいないか 二人であれこれ 挙げてみた。

母(自分の趣味)
*モーリス・センダック。
*DR スース
*リチャード・スキャリー
*ウォルト・ディズニー
*ボブ・マーレー

仙一(見境なく)
*ジョン・レノン
*ポール・マッカートニー
*コーベ・ブライアント
*松井 秀喜
*イチロー
ザック・エフロン、ジェイソン・ムラッツ
あー だんだん誰でも良くなってきた、、、

そこへ 父ちゃん帰宅。
この話を耳にして
ヘンリー・フォードはどうだ。
うちの車の創設者で 自動車の父だぞ。
と 言った瞬間にすべてが決まってしまった。

仙一も宣言、フォード自伝にするそうである。

つまーんない そんなの盛りあがらな~い。
男子ってつまんなーい。
手伝う意欲喪失。

あーあ。