2012年1月12日木曜日

アーミッシュ村へ 続編

さて NYCからペンシルバニアへ。
だんだんランカスターに近づくにつれ、気分は盛り上がる。
しかし、、、、なかなか農地らしきものが見えてこない。

とにかくだ。
観光局に立ち寄って パンフレットとかもらおう、と
ハイウェイ沿いのランカスター観光局へ。

車を降りると 近所は高速道路の交差するところなのに
「田舎の匂い」が鼻をつく。
おお、空気は田舎ではないか。
(あとでわかったのだけれど 畑に放置されたトウモロコシの残骸と
道行く馬の馬糞の匂いだった。)

とにかく 宿の下見も兼ねつつ アーミッシュ村へ車を走らせていると
前方に見えるのは、、、あ、あれは 馬車ではないか。
第一村人発見。

本当に車道に馬車が走っている。
もちろん 乗っているのはアーミッシュの人。
黒い服、黒い帽子。そして髭。

あっという間にすれ違う。

さすがに高速道路には馬車は走っていないが
かなり大きい幹線道路でも 車やトラックと一緒に
車道をパカパカ走っているのである。

そんな状態に慣れていないので 父ちゃんは運転にドキドキ。
ころあいを見計らって 追い越したり、信号待ちも右折も左折も
タイミングを見なくてはならない。

最初は 観光用に馬車をある程度走らせているのかと思ったけど
3日滞在しているうちに あれは本当に実生活で彼らが使っていることが判明。
アーミッシュの人は教義により車の所有と運転を禁じられているのだそうだ。
(緊急のとき、人に乗せてもらうことはあるとのこと。)

道路には当然馬糞のあとがあちこちにある。
なかなか風情があるではないか。



アーッミッシュの人は写真を撮ったり撮られることを禁じられている。
馬車はいいけど 人物は撮影禁止。
でも 写真を撮ろうとしたら 窓から手を振ってくれた。

夕方になると 大きな道路以外は照明がない。
真っ暗である。
うっかり 農道に入りこんで 暗い中、
そろそろと見知らぬ道を車で進んでいると
突然ビカビカ光る物体がやってくる。
何かと思ったら アーミッシュの馬車であった。
どの馬車も黒一色に決まっているので
夜走る時には 方向指示器などで存在感をアピールするのである。
これは 電気ではなく電池で光るものだそうだ。
ここでも電気は使わないとのこと。
フーム。

まずは馬車の存在に圧倒された初日。
その後 訪れたところどころで
アーミッシュの人々をみかけるのだが、、、。

続きは続く。
(長くなりそうだ。)

1 件のコメント:

GoSunaga さんのコメント...

なるほど、電池は使うのか。