2010年10月28日木曜日

里中くん+ブライアン・ウィルソン=侍ジャイアンツ









著者近影
  *仙一のハロウィン用かつらを編み上げた。

ついにワールドシリーズが始まった。
アメリカ・大リーグの一年間の総決算である。
今年はテキサス・レンジャーズ対
サンフランシスコ・ジャイアンツ。

ワイルドカード(準決戦)まで出た
ヤンキースがテキサスに破れ、
NY市民はがっくりきているが
我が家は ジャイアンツのファン。

といっても ワイルドカードでフィリーズと
戦っているのを観ているうちに
ジャイアンツというチームに
はまってしまった、にわかファンであるけれど。

                                                                                                               
  まず びっくりしたのが ピッチャーのティム。
ロンゲ(死語?)でハンサム(これまた死語っぽい。)。
もちろん 仙一の好みである。
ダメな男に見えるけど 実はかなりいい球を投げる。
かっくいー。ドカベン、里中君を髣髴させる。
背番号は55。だから松井が移籍したくても 無理じゃないか。  

 
その次。
名前も笑っちゃう、ブライアン・ウィルソン。
(わかる人だけに受ける名前だけど。)
その顔もすごいことになっている。
この人もピッチャー。
この髭の応援セットが球場で売られているとか。
もうひとり この髭もじゃの選手がいて どっちがどっちか
時々わからなくなる。

そして 日本だと全然取り上げられていないと思うけど
ISHIKAWA(石川)という選手がいる。
さっき TVで見たらヒットを打っていた。
名前がトラヴィス、なので祖父母か父母の誰かが日本人なのだろう。
日系2世ともなると 日本のメディアでは
話題にすらならない。
顔も見た感じは 全く日本人の要素が無い。

いままで ヤンキースかメッツの選手は
そこそこ知ってたけれど
このジャイアンツの面子のユニークなこと!
ヤンキースとは対極にある
ごっつくて 人間臭い感じがたまらない。

ついついTV観戦をしてしまうのであった、、、。
今夜は ジャイアンツの勝ち。
明日は第2戦。
ああ、忙しい。

2010年10月26日火曜日

江藤の絵














 















土曜日に 仙一が通っていたサマースクールの
イベントを手伝いに行ってきた。
天気は上々、ここ数日の冷え込みも無く、
温かく気持ちのいい秋晴れの日。

今回は日本人向けのパンプキン・フェスティバルで
父ちゃんの仕事の関係もあるので 家族総出で
お手伝いに行くことになったのだ。
基本的にアメリカ人向けの学校なのだが
日本人生徒もいるのと このエリアに日本人家族
(リッチな駐在員が殆ど。)が結構住んでいるので
この催しが行われた。

さて、聞いていたのは 私はアート&クラフトの手伝い。
それで 行ってみるとテントにフェース・ペインティングの
材料とタトゥー(子供用のシール)が用意されていた。

「じゃぁ、これらを使って適当にやってね。」
担当のステーシーは そういって他の準備に行ってしまった。
ひ、ひとりでやるのぉ????
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「フェースペインティング」

くろねこ・まじょのぼうし・パンプキン・
キャンディーコーン・くも
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こんな張り紙をテーブルにしてある。

皆さん ご存知かと思うが
私には絵の才能が 全くない。
人並み以上に無いのだ。
本当に センスがないのだ。
これは 自分の能力でいちばん悲しく思っている部分である。
よりによって ここで ぶっつけ本番で 絵を書くなんて。
あああぁぁ。

かなり 焦りましたね。
仙一を捕まえて 試しに色々描かせてもらう。

うーん 、、、、似てないし 可愛くない。
くもの足は8本だっけ。
ひー。
かぼちゃに関しては 武者小路実篤ばりの
地味なものに。
ま、まずい。
ネコなら何とか描けるぞ。

幸い 小さな子が多かったので
会話でごまかしながら 出鱈目な絵を描き続けた。

帰り道、
そういえば 私の絵は「江藤の絵」レベルだったなぁ、、、と
懐かしの凸凹大学校を思い出した。
(この話が通じるのは 同年代の人くらいだ!
 ちなみにうちの父ちゃんは知っている。)

ふっふっふ。
知らない人も知っている人もこちらをどうぞ。

凸凹大学校 江藤の絵

 しっかし この時代のテレビ番組って シンプルでいいなぁ。

2010年10月21日木曜日

荒れ模様 

どんどん秋が深まっていく、、、寒い。
それでも 子供たちは放課後校庭で
遊ぶので 例外なく仙一も毎日コースである。

先日、ほどほどで校庭から帰ろうとしたら
別の学校に通っている仙一の友達のママから電話がきた。
どうしたのか、と思ったら
別の友人の子供Yが 校庭で大怪我をして
緊急病院に連れて行くのだけど
その間 自分の息子を預かってくれないか、という話。
その怪我をした男の子Yも、彼女の息子Gくんも
仙一の仲良しなので もちろん快諾。

その怪我をしたYのお母さんは 普段 自分で運転する人なのだけど
何せ 口の中を大きく切った怪我なので
パニック状態で とても運転できる状態ではなかったようだ。

結局 9針口の中と外を縫ったそうで
聞いただけでも 身の毛がよだつ。
学校が終わって モンキー・バー(うんてい)から
落ちて 地面に激突し、下唇を歯で噛んでしまったのだそうだ。

実は ぼちぼち一ヶ月ほど経つのだが
仙一も校庭でテニスラケットを振った際に
一緒に遊んでいた級友のRの目の上に ラケットの端が
当たってしまい、それで怪我をさせてしまったことがあった。

そのときは 私がパニックである。
目の上が5ミリほどだけど切れて 血が出ていた。
痛かろうに そのRは
「アクシデントだから、仙一は悪くない。」と
一生懸命 仙一をかばってくれ、自分の親にも
「アクシデントだから。」といい続けてくれた。
彼のパパも 「いつどっちが加害者被害者になるかは
紙一重だ。男の子に遊ぶな、というのも無理なこと。」と
仙一を責めたりはしなかったが こちらは心苦しかった。

緊急病院で 多分数針は縫うのでは、、と心配したのだが
幸いグルー(糊)のようなもので 傷をふさぐ程度で収まった。
今では 傷はふさがって元に戻りつつある。
後が残らないといいのだけれど、、、。

よりによって 人様の子に怪我をさせるとは、、、と
散々落ち込んだけれど(仙一自身もかなり凹んだ。)
これがきっかけで Rの家族とも仲良くなり、
お互い不思議なものだね、、なんて話している。

昨日 Rのパパに、友人Yの口の大怪我の話をしたら
絶句していたが しばらくして 隣にいたアニータの
パパの方を向いて
「彼も大変だったんだよ。数週間前に
奥さんが バイクに乗っていて車にひき逃げされてさ。
大怪我でないから 良かったんだけど。」
と 言うではないか!

えぇええ それでここのところ アニータと弟たち(双子)の
お迎えを彼がやっていたのね、、、、。

そうして 三人で 深ーいため息をついたのであった。

2010年10月16日土曜日

THE FLY

何だか知らないけれど 家の中を
うろちょろしまくる 小さな蠅が一匹いる。
かなりすばしっこい。
腹立たしい。

うちでは殺虫剤とか常備していないので
アイロン用の霧吹きで打ち落とす方法しかない。

しかし この蠅がまた 逃げ上手。
お陰で シューシューやりすぎて
あちこち床がびしょ濡れだ。

キーっ。
かれこれ 5日は経つ。
何度 仕留め損なったことか。
ゆ、ゆるせん。

2010年10月6日水曜日

読書の秋に

あれほど暑かった夏が遠くに感じられるほど
ここ数日のNYは 涼しい、を通り越して寒い!
まだ アパートのセントラルヒーティングが
稼動する時期ではないので なおさら寒い。
うちは1Fなので 床からしんしんと冷える。
故に PCに向かう椅子の上で 正座。

この夏に読んでいた本を 覚書的にまとめる作業を
別のブログで記録しておこうと思いつつ
なかなか作業が進まない、、、。
あ、そーだ、
フリーペーパー(FOR THE HAPPY FEW)の
5号が完成してます。詳しくはこちら。

それで そうこうしているうちに
とうとう読みかけていた本が次々に終わってしまい
仕方がなく 本棚にある本をあさる。
しつこく 何度も何度も繰り返し読んでいる
武田百合子と石井好子、しょーじくん、色川武大。
英語のペーパーバックのものは あまり読み返す気がしない。
せいぜい 料理の雑誌くらい。

先週、もう、いてもたってもいられなくなり
マンハッタンのブック・オフへ。
(紀伊国屋にはめったに行かない。行っても高くて買えないんだもん。)
たまーに 読みたい本が見つかることがあるけれど
だいたいにおいて ろくな本がない。

それでも このところ気にしていた児童書がいくつか
格安で売られていたから 何冊か買って帰る。
ああー とうとう 青い鳥文庫とかすごい勢いで読むように
なってしまった。
本のことは もうひとつのブログの方で紹介するので
詳細は避けるけど、、、、

結局 日本の家族宛にアマゾンで本を買い、
一番安い便で送ってもらうことに。
時間がかかっても 読みたい本を読みたい。

そうだ 林芙美子も読みたかったんだ。
サン・テグジュペリも持って帰ってきそこなった。

あー こんなときは
どこでもドアで日本に帰りたいと
本気で思う。