2010年12月29日水曜日

どーんと来たよ。

ひょえぇーーーーーーーーーーーー
予報どおり 大雪が来た。
去年の雪もすごかったが 一昨日の雪は
半端じゃない。窓も雪が積もった。
これは初めての経験。

その晩、父ちゃんは仕事で遅くなるのは分かっていたが
風雪横殴りのなか 深夜過ぎに何とか帰ってきた。
もしかして 地下鉄も止まるかも、、、と
気が気でなかった。
東京と違って最悪の場合カプセルホテル、という
手段が取れないNY。
下手に動けば身の危険にさらされる。
深夜の治安は雪の日だって あなどれない。

しかし強引に電車は走っていたようだ。
ところが 駅からの道が 雪かきしてないので
道なき道を進んで家路を辿ったようだ。
奇跡の生還、、、って 去年の今頃も
似たようなことがあったなぁ。。

空港閉鎖、鉄道閉鎖、新聞も郵便も止まっているし
何故か除雪車が全然来ないから あちこちで
車が乗り上げたり スリップしたり 大喧嘩をしたり
助け合ったりしている。

もちろん 仙一は冬休みで することがないから
外に出たがる。
外って 、、、 氷点下だよ!!
それでも 頑張って公園まで行ってみた。
うちだけだが(どこの家庭もホリデーさ。)
父ちゃんがまだ仕事なので
家にいても埒が明かなかったのだ。
とほほ。

結局 そこで知り合った子ども達とキャーキャー言って
遊んでストレス発散の仙一君。
付き合わされる母さんは 体がボロボロですわ、、、
ああ 温泉に浸かりたい!!

2010年12月23日木曜日

成り行きの大掃除。

先週末 ベッドルームの壁補修にペンキ屋が来た。
天井も壁もペンキが激しく落ちてきていたので
管理会社に言って 直してもらうことにしたのだ。

というのは こちらに来て知ったことだが
NYの古い建物では ペンキや壁に
有害物質が入っていた時期があるのだそうだ。

いまでも その被害に合わないよう、
アパートの契約や再契約の時に
市が発行しているパンフレットが 必ず添えられてくる。
子供のいる世帯には 無償で壁の剥がれたところを
修理する義務を大家に与えている。

有害物質とは主にリード(鉛)だそうで
これが脳に与える影響は深刻なものだそうだ。

で、乾燥するこの時期は 剥がれもひどい。
私の肌もピリピリひび割れしている。
いたくてかゆくて どうにもならぬ。

寝室の全面を補修ということで
家具類は全部運び出し、ベッドだけ残して
結果的に大掃除となった。

問題は本箱。
知らず知らずに溜まった子供の本がてんこ盛り。
大人の本は別のところに集積してあるので
こちらは運ぶ必要がなくてラッキーだったけど
本を移動するって 意外に労力がかかるのよねぇー
とはいえ 本屋歴の長い私には 妙に快感を伴う作業でしたが。


ダイニングテーブルに山盛り。
























ついでだから 模様替えをして
あちこち整理したら あら不思議、
新しいアパートに引っ越したかのよう。
一番居心地のいい部屋になったのだ。

そうか カーテンだけでずいぶん暗かったのだなぁ、、、。
でも 厚手のものをかけてないと 
この時期窓からの冷気が半端じゃない。
外はマイナス10度の世界。
うーん 悩むところだ。
明るさを取るか 寒さを取るか。

ちなみに夕べは窓からの寒さで目が覚めて
眠れなくなってしまった。
一番窓辺に近い位置の人(それは私。)が被害を被るようだ、、、。
うーっ 。







2010年12月18日土曜日

すいとん&スクール・ランチ

あっあー 忙しいぃぃぃ
おまけに例年になく寒いし
仙一の学校では風邪が大流行だし
(昨日 早退しました。)
だのに 街はクリスマス&年末大バーゲンだし
明日は ペンキ屋が寝室の壁を直しにくるから
家具を殆ど撤去しなくてはならず、、、、、、

まぁ いいや。

ひとまず フリーペーパー7号が完成しました。
今回は新たに2人の助っ人が加わり、更にパワーアップ。
ロコさん、まきこさん、せみのこさん、ありがとう。
これからも宜しくです。
近所のみなさまに 好評を得て、来年もガムバリます。

さて このところお腹にくる風邪のせいか
食欲のない仙一氏。
毎日おかゆでもあきてしまうので
最近我が家でブームのすいとんも作ってやる。

というか うどん玉が貴重品なので
(買えると言えば買えるけど ま、安くはないやね。)
小麦粉こねて うどん・もどきにもなるので
いつしか 私の中で「すいとん」の価値が急上昇↑。
戦時中のつらい記憶しか無い世代の方には
申し訳ないが 仙一も私も大好物になってしまった。
和風カレー味にした日には こぞってお替りをするほど。

それにしても 家で食べる食事はいいけど
問題はお昼ご飯。
学校には サンドイッチを持っていっているのだけど
(しゃべっていて)食べる時間がないのだそうだ。
そして 食べる量がどんどん減っている。
どんなに工夫しても あまり食べる気がしないようで
頭が痛い今日この頃。

そんな中 こんなブログを発見。
スクールランチを食べ続ける挑戦者。
158日目がかなり笑える。

スクールランチの酷さは知っていたが
敢えてそれを毎日食べ続けたMRS.Qに脱帽。
、、、って、子供たちは毎日こんなの食べているのだ。
ちなみに 学校の先生たちはスクール・ランチなぞ食べません。

日本の給食はもしかすると 世界一かも知れない。

2010年12月7日火曜日

ズル休みして。

父ちゃんの仕事の関係で急に
シルク・ド・ソレイユという劇団の公演を
観にいけることになった。
平日の11時から。
うーん 学校があるが
ウェブサイトで見たところ
子供向けの公演だし
仙一は行く気マンマン。

こりゃ ズル休みするしかないね。

別の学校の仲良し母子を誘って
(こちらも学校をさぼった。)
出掛けることにした。

そう決めて夕飯時。
「あ、その日テストがあるんだ!!!」
いーよ いーよ テストなんて、と言う母に
「だめだよ、それは受けなくちゃ。」

、、、、、何だ?そんなに君はまじめだったか?
いいよ テストの一回くらいパスしても。
そう説得したが朝一のテストだというので
それがすんだら迎えにいって
そのままマンハッタンに行くことになった。

(あとで判明したのだが 100点を何回か取ったら
小遣いをもらえるので 一度でもミスしたくなかったようだ。
しょせん そんな理由よ、、、、、。)

NYに来てから ミュージカルや劇団を観にいったことがない。
それこそ ブロードウェイでは いい公演が目白押しだけど
何せ高いし 時間も夜が多い。
子連れで行けるものは限られているのだ。

VIVA マジソンスクエア・ガーデン!
頂いたチケットの席は かなり前のいい席だった。
出し物は「WINTUK」という
雪を求めてあるく少年の冒険を
サーカス的なアクロバットとダンス、スケボー、
ローラースケートで演出したもの。

音楽は生バンド。
舞台の上を華麗に動き回る役者たち。
観客は 大興奮。
後ろのおっさんはブラボーブラボー!!を連呼。

残念ながらカメラを持っていかなかったので
様子が伝えられないけど
ショーのフィナーレは 天井から雪に模した
紙ふぶきがじゃんじゃん降ってきて
客席は感極まって大騒ぎ。(名物らしい)

こんな体験をできるのなら 学校なんて休んでもいいね。
なーんて 話していたら遠足で来ていた一団を発見。
学校が連れてきてくれるなんて、うらやましい。
ま、どう考えてもプライベート・スクールの子供だろう。
公立じゃぁ ここまでできません。

公演後 のろのろと会場を後にしていたら
小さな出口から 出演者たちが出てくるではないか!
日本のように出待ちをしている人もなく
本当に なにげなーく
「ランチに行ってきます、」と言う感じで
街に歩きだすのだ。
仙一も友達もびっくりして 手を振りまくる。
相手も はにかんで手を振ってくれる。

マンハッタンは東京と比べて規模がちいさいから
その辺のレストランやカフェで
いわゆる有名人に会える確率が非常に大きい。
おそらく こちらが知らないだけで
色んなセレブともすれ違っていることだろう。
興味がないから全く認識していないのが
残念ではあるが、、、、、。

それにしても急に冷え込んできた。
小雪が舞い始めている。

12月。

2010年12月1日水曜日

5年目に突入。


11月29日で 渡米丸4周年を迎えた。
4年前のその日、
まだスーツケースに乗せられるサイズの仙一と三人で
まさに知り合いの一人もいない ここNYにやって来た。

所持品は大型のスーツケース一個のみ。
所持金もろくになく アパートの契約ができるかどうかくらいの金額。
今思えば かなり無謀な家族である。
ふつうはやらない、こんなこと。

貧乏には慣れていたけど 
子供を巻き込んでの貧乏には度胸がいった。
今思うと 仙一にはかなりの我慢をさせたし
人並みの暮らしでないことに 気分がへこむことがしばしばあった。

「うちは 留学生の生活よりレベルが低いからね。」
自虐的によく父ちゃんと話したものだ。

まぁ それでも 年月がたち 生活も徐々に改善され
仙一にしてみれば ここがホーム・タウンになりつつある。
町をウロウロすれば 誰かしら知り合いに会って
HI!と挨拶することも 場合によってはハグすることも
増えてきた。一応 仙一の学校生活も順調だし。

これから どうするか。
このごろの課題である。

大人だけの生活なら どうにでもやりたいようにやるのだけど
仙一もぼちぼち 微妙な年頃。
彼はこちらの学校を気に入っているけれど
時々 ぼそっと 東京に帰りたいと言う。

「コンビニに一人で買い物に行きたいんだ。」
「OOちゃんとか **とサッカーしたいし。」
「でも きっとNYに帰りたくなるね、ライアンとも一緒にいたいし。」

「いいよね、仙一はどっちにも帰る所があるんだから。」と慰める私。

いろいろな問題がなければ
いっそのこと 西海岸に引っ越すか、と夢には見るけれど
現実はそれどころじゃないのよねー
夏の散財の埋め合わせだけでも 一年かかるので、、、、とほほ。














2010年11月20日土曜日

歴史に残る夜/PATTI SMITH


は、柱が邪魔!!レニーは撮れなかった。




















NYにやってきて11月末で早5年。
その間 いろいろとチャンスはあった。
しかし 心の準備と生活の安定ともろもろの事情で
そのチャンスを逃し続けてきた。

そのチャンスとは!!

会いたかった人に会うことである。

マンハッタンでは 夜な夜なメジャーからマイナーな
ミュージシャン、アーティストたちが
あちこちでライヴ、イベントをやっている。

それこそ ヴァン・モリソンからイアン・ハンターから
ジェイ・ジー、アリシア・キーズ、老いも若きも
時間とお金があれば 観にいける。
しかも 日本で観るよりはるかに安い。


+++++++++++++++

夕べは 私の中での最高級にあたるパティ・スミスが
ダウンタウンの本屋で トークイヴェントを行ったのである。

たまたま情報誌VILAAGE VOICEの隅に
告知が出ていて 父ちゃんが教えてくれた。
「行って来なよ。仕事早めに切り上げて仙一は面倒見るから。」

おお、何という幸運。

7時からのイベントだけど聞いたら(当然)すごい人になるから
早めにおいで、と 本屋の人にいわれ、5時半に到着。
結果的に 早く行ってよかった。400人の席は満席。

今回は昨年亡くなった彼ら(レニー・ケイも同席だった)の
友人、ジム・キャロルの新刊本の朗読と解説のイヴェント。
話の大半は 英語力的によくわからなかったが
とにかく あふれでるパティの人柄とレニーの紳士的かつ
キュートな二人のムードだけでも 心に響くものがあった。

本の朗読の合間に
彼に捧げる曲、3曲を披露。
その中で このイントロは!!!!という曲が。
「SOUTHERN CROSS」という
マイナーなアルバムの中に入っている曲で
数年来 耳にしていなかったのだけど
イントロだけで 鳥肌。
そうです、はっきりいって 泣いてしまいました。
(何故か右目だけから涙が。)

予期していなかったのだけど イベントの後
サイン会もある、というので申し込んだ。
特にジム・キャロルの本でなくてもいい、というので
既に持っているパティの本の
ソフト版が出ていたので
その本にサインをしてもらうことに。

列について 待っている間、
気の利いた一言を考えてみるが
うまく言えそうもない。
緊張しすぎて 具合悪。

結局 サインしてもらって
「握手してもらえますか。」
「お目にかかれて 嬉しいです。」と
ホントーに月並みなことしか言えなかった、トホホ。

帰り道、サイン入りの本を改めて読み返す。
「JUST KIDS」
実は家族から母の日のギフトでもらって
既に読了済みだったけど
それでも やっぱり よい本である。
若い頃のパティとロバート・メイプルソープの日々。
70-80年代のNYを味わいたい方には お勧め。

それにしても 会えてよかった。
彼女は素晴らしい人のまま 生きている。
励みになるな。

手が震えて 撮ったものがほとんどブレていた。
こうしていつでもチャンスを逃す私。

2010年11月10日水曜日

アートブックフェア そして。





 























PS1というMOMAの別館で
アートブックフェアが開催された先週末、
日本のFOILという出版社の
お手伝いに行ってきた。

とにかく フェア自体すごい人人人!
社長の竹井さんに 川内りんこさんの本と
奈良美智さんの本のポスターをもらった。
ウヒヒ。

先日 頼んでいたマトリョーシカが到着。
さてこれは何でしょう。














メジャーカップでした。

すったもんだの挙句
FOR THE HAPPY FEW 06号が完成。
勝手に送りつける人以外 ご希望の方はメールください。

















今日はこれから保護者面談、あーあ。

2010年11月5日金曜日

ごはんですよ。

毎週木曜、午前中は 仙一の学校で
大人向けのワークショップ、
「食べ物と栄養」を
受講している。
いちおう 名の知れた大学から
講師が来るのだが
何せ 生徒は小学生のお母さん。
しかも 各国出身で
文化もそれぞれ、言いたい放題。

そこで知り合った母さんたちは
やたらめったら話まくる。
とりわけ 私が日本人であることで
皆さんの日本文化に対する興味は尽きない。

しかし!
説明の仕様がないのである。

和食メインの食事を作るとはいえ
ソーセージとトマトとキャベツを煮込んだもの、とか
鱈の豆乳シチューとか
麦ご飯と豚汁とマグロの照り焼きとか
大豆とひじきを煮たのとか、
皆さん スシとテリヤキには造詣が深いようだが、、、。

今日も???の連続、
説明するほど混乱しているようであった。

あたしは フィリピンの食事とか
ソウル・フードとか
インドの普通のご飯とか 知りたいのですが!!

2010年10月28日木曜日

里中くん+ブライアン・ウィルソン=侍ジャイアンツ









著者近影
  *仙一のハロウィン用かつらを編み上げた。

ついにワールドシリーズが始まった。
アメリカ・大リーグの一年間の総決算である。
今年はテキサス・レンジャーズ対
サンフランシスコ・ジャイアンツ。

ワイルドカード(準決戦)まで出た
ヤンキースがテキサスに破れ、
NY市民はがっくりきているが
我が家は ジャイアンツのファン。

といっても ワイルドカードでフィリーズと
戦っているのを観ているうちに
ジャイアンツというチームに
はまってしまった、にわかファンであるけれど。

                                                                                                               
  まず びっくりしたのが ピッチャーのティム。
ロンゲ(死語?)でハンサム(これまた死語っぽい。)。
もちろん 仙一の好みである。
ダメな男に見えるけど 実はかなりいい球を投げる。
かっくいー。ドカベン、里中君を髣髴させる。
背番号は55。だから松井が移籍したくても 無理じゃないか。  

 
その次。
名前も笑っちゃう、ブライアン・ウィルソン。
(わかる人だけに受ける名前だけど。)
その顔もすごいことになっている。
この人もピッチャー。
この髭の応援セットが球場で売られているとか。
もうひとり この髭もじゃの選手がいて どっちがどっちか
時々わからなくなる。

そして 日本だと全然取り上げられていないと思うけど
ISHIKAWA(石川)という選手がいる。
さっき TVで見たらヒットを打っていた。
名前がトラヴィス、なので祖父母か父母の誰かが日本人なのだろう。
日系2世ともなると 日本のメディアでは
話題にすらならない。
顔も見た感じは 全く日本人の要素が無い。

いままで ヤンキースかメッツの選手は
そこそこ知ってたけれど
このジャイアンツの面子のユニークなこと!
ヤンキースとは対極にある
ごっつくて 人間臭い感じがたまらない。

ついついTV観戦をしてしまうのであった、、、。
今夜は ジャイアンツの勝ち。
明日は第2戦。
ああ、忙しい。

2010年10月26日火曜日

江藤の絵














 















土曜日に 仙一が通っていたサマースクールの
イベントを手伝いに行ってきた。
天気は上々、ここ数日の冷え込みも無く、
温かく気持ちのいい秋晴れの日。

今回は日本人向けのパンプキン・フェスティバルで
父ちゃんの仕事の関係もあるので 家族総出で
お手伝いに行くことになったのだ。
基本的にアメリカ人向けの学校なのだが
日本人生徒もいるのと このエリアに日本人家族
(リッチな駐在員が殆ど。)が結構住んでいるので
この催しが行われた。

さて、聞いていたのは 私はアート&クラフトの手伝い。
それで 行ってみるとテントにフェース・ペインティングの
材料とタトゥー(子供用のシール)が用意されていた。

「じゃぁ、これらを使って適当にやってね。」
担当のステーシーは そういって他の準備に行ってしまった。
ひ、ひとりでやるのぉ????
___________________________

「フェースペインティング」

くろねこ・まじょのぼうし・パンプキン・
キャンディーコーン・くも
____________________________

こんな張り紙をテーブルにしてある。

皆さん ご存知かと思うが
私には絵の才能が 全くない。
人並み以上に無いのだ。
本当に センスがないのだ。
これは 自分の能力でいちばん悲しく思っている部分である。
よりによって ここで ぶっつけ本番で 絵を書くなんて。
あああぁぁ。

かなり 焦りましたね。
仙一を捕まえて 試しに色々描かせてもらう。

うーん 、、、、似てないし 可愛くない。
くもの足は8本だっけ。
ひー。
かぼちゃに関しては 武者小路実篤ばりの
地味なものに。
ま、まずい。
ネコなら何とか描けるぞ。

幸い 小さな子が多かったので
会話でごまかしながら 出鱈目な絵を描き続けた。

帰り道、
そういえば 私の絵は「江藤の絵」レベルだったなぁ、、、と
懐かしの凸凹大学校を思い出した。
(この話が通じるのは 同年代の人くらいだ!
 ちなみにうちの父ちゃんは知っている。)

ふっふっふ。
知らない人も知っている人もこちらをどうぞ。

凸凹大学校 江藤の絵

 しっかし この時代のテレビ番組って シンプルでいいなぁ。

2010年10月21日木曜日

荒れ模様 

どんどん秋が深まっていく、、、寒い。
それでも 子供たちは放課後校庭で
遊ぶので 例外なく仙一も毎日コースである。

先日、ほどほどで校庭から帰ろうとしたら
別の学校に通っている仙一の友達のママから電話がきた。
どうしたのか、と思ったら
別の友人の子供Yが 校庭で大怪我をして
緊急病院に連れて行くのだけど
その間 自分の息子を預かってくれないか、という話。
その怪我をした男の子Yも、彼女の息子Gくんも
仙一の仲良しなので もちろん快諾。

その怪我をしたYのお母さんは 普段 自分で運転する人なのだけど
何せ 口の中を大きく切った怪我なので
パニック状態で とても運転できる状態ではなかったようだ。

結局 9針口の中と外を縫ったそうで
聞いただけでも 身の毛がよだつ。
学校が終わって モンキー・バー(うんてい)から
落ちて 地面に激突し、下唇を歯で噛んでしまったのだそうだ。

実は ぼちぼち一ヶ月ほど経つのだが
仙一も校庭でテニスラケットを振った際に
一緒に遊んでいた級友のRの目の上に ラケットの端が
当たってしまい、それで怪我をさせてしまったことがあった。

そのときは 私がパニックである。
目の上が5ミリほどだけど切れて 血が出ていた。
痛かろうに そのRは
「アクシデントだから、仙一は悪くない。」と
一生懸命 仙一をかばってくれ、自分の親にも
「アクシデントだから。」といい続けてくれた。
彼のパパも 「いつどっちが加害者被害者になるかは
紙一重だ。男の子に遊ぶな、というのも無理なこと。」と
仙一を責めたりはしなかったが こちらは心苦しかった。

緊急病院で 多分数針は縫うのでは、、と心配したのだが
幸いグルー(糊)のようなもので 傷をふさぐ程度で収まった。
今では 傷はふさがって元に戻りつつある。
後が残らないといいのだけれど、、、。

よりによって 人様の子に怪我をさせるとは、、、と
散々落ち込んだけれど(仙一自身もかなり凹んだ。)
これがきっかけで Rの家族とも仲良くなり、
お互い不思議なものだね、、なんて話している。

昨日 Rのパパに、友人Yの口の大怪我の話をしたら
絶句していたが しばらくして 隣にいたアニータの
パパの方を向いて
「彼も大変だったんだよ。数週間前に
奥さんが バイクに乗っていて車にひき逃げされてさ。
大怪我でないから 良かったんだけど。」
と 言うではないか!

えぇええ それでここのところ アニータと弟たち(双子)の
お迎えを彼がやっていたのね、、、、。

そうして 三人で 深ーいため息をついたのであった。

2010年10月16日土曜日

THE FLY

何だか知らないけれど 家の中を
うろちょろしまくる 小さな蠅が一匹いる。
かなりすばしっこい。
腹立たしい。

うちでは殺虫剤とか常備していないので
アイロン用の霧吹きで打ち落とす方法しかない。

しかし この蠅がまた 逃げ上手。
お陰で シューシューやりすぎて
あちこち床がびしょ濡れだ。

キーっ。
かれこれ 5日は経つ。
何度 仕留め損なったことか。
ゆ、ゆるせん。

2010年10月6日水曜日

読書の秋に

あれほど暑かった夏が遠くに感じられるほど
ここ数日のNYは 涼しい、を通り越して寒い!
まだ アパートのセントラルヒーティングが
稼動する時期ではないので なおさら寒い。
うちは1Fなので 床からしんしんと冷える。
故に PCに向かう椅子の上で 正座。

この夏に読んでいた本を 覚書的にまとめる作業を
別のブログで記録しておこうと思いつつ
なかなか作業が進まない、、、。
あ、そーだ、
フリーペーパー(FOR THE HAPPY FEW)の
5号が完成してます。詳しくはこちら。

それで そうこうしているうちに
とうとう読みかけていた本が次々に終わってしまい
仕方がなく 本棚にある本をあさる。
しつこく 何度も何度も繰り返し読んでいる
武田百合子と石井好子、しょーじくん、色川武大。
英語のペーパーバックのものは あまり読み返す気がしない。
せいぜい 料理の雑誌くらい。

先週、もう、いてもたってもいられなくなり
マンハッタンのブック・オフへ。
(紀伊国屋にはめったに行かない。行っても高くて買えないんだもん。)
たまーに 読みたい本が見つかることがあるけれど
だいたいにおいて ろくな本がない。

それでも このところ気にしていた児童書がいくつか
格安で売られていたから 何冊か買って帰る。
ああー とうとう 青い鳥文庫とかすごい勢いで読むように
なってしまった。
本のことは もうひとつのブログの方で紹介するので
詳細は避けるけど、、、、

結局 日本の家族宛にアマゾンで本を買い、
一番安い便で送ってもらうことに。
時間がかかっても 読みたい本を読みたい。

そうだ 林芙美子も読みたかったんだ。
サン・テグジュペリも持って帰ってきそこなった。

あー こんなときは
どこでもドアで日本に帰りたいと
本気で思う。

2010年9月25日土曜日

育ちが違う。

仙一がフリーテニスレッスンをまた取ることになり
今週/来週は毎日 学校の後
近所のジュニア・ハイスクールの
校庭で過ごしている。

約一時間半以上 ベンチに座って
時には知り合いになったロシアン・ママや
ベビーシッターさんやらとしゃべったり
でも ほとんどは本を読んだり
フリーペーパーの原稿を書いたり
MP3で音楽を聴いたりして
この長い時間を過ごしている。

ぼんやり 広い校庭を眺めていると
中学生たち(Jrハイスクール)がワラワラと
バスケをしたり壁打ちハンド・ボールをしてたり
公共の公園もかねている場所なので
近所のおっさんが 一緒になってサッカーしてたり
渾然一体となっていて なかなか面白い。

今日は 夏に知り合ったハンサムな
(仙一と私の意見による)
お兄さんが コートに遊びに来た。

まず、コーチのクリスティンとかその娘にハグ。
知っている子にもハグ。
自然とみんなも寄ってくる。
見ていて面白いのは 幼児でも大人にでも
とにかく 久しぶり、元気だった?と
分け隔てなく ハグ(アンド KISS)をするのだ。

日本の中高生がそんなことしてたら
オイオイ、って感じになるのだけど
アメリカでは 全くもって自然なこと。

思えば 若干特殊なこの
(人種が混じりあいすぎている)エリアでさえ
アメリカ育ちの子供たちは
普通にハグをしたり握手をしたり
ほっぺにキスをする。

この私でさえ その習慣に慣れて来て
2ヶ月以上ぶりに知り合いに合った時
思わず ハグをしたほどだ。

ところが 仙一はまだまだこの感覚に馴染めていない。
日本人の親と暮らしていると 習慣的によその人の
体に触れることがタブーであり 日常ではないからだ。
しかも 男の子だからベタベタするのは嫌なことらしい。

でも このところ仲良くしている友達と
自然にハグし合ったり 
ハイタッチしてバイバイしたりするようになってきた。
そういった ボディコミュニケーションもできないと
いっぱしのアメリカ生活といえない気がする。

いつか 仙一がHONEY,とかSWEETIEとか
語尾につけるようになるのを 密かに楽しみにしている。
いつだったか 職員室のオバちゃんに
「OH!DON’T WORRY、SWEETIE!」と言われ
思わず ふふふ、と思ったことがある。
不思議な魔力だ。
HONEY と SWEETIE。

2010年9月20日月曜日

いつから大人ですか。

小学三年生ともなると 頭の中がしっかりしてきて
やたらと 口答えが多くなる。
プチ・反抗期の仙一は 最近言葉遣いも悪いし
態度も悪いし 時折私を激怒させる。

それでも まだまだ子供だから
言うことがおもしろくて つい笑ってしまうことが度々。
(その大人の態度が気に入らなくて また怒るんだけど、、、。)

この間は いきなり朝ごはんの時
「パパはいつからパパなの。」
「そりゃ 仙一が生まれたときからだ。」
「じゃぁ いつ大人になったの。」
「、、、、、(父ちゃん 困る)。」

黙っていると

「いつになると 大人なの。」
「なんで 仕事するようになったの。」
 「大人になるって どんな感じ。」ETC

思わず 母さんは
「お酒は 20(ハタチ)からだよ。」
と 朝からトンチンカンなことを言ったら
「ハタチって 何?」
「日本語では20歳をハタチというのです。」

ああ、
最後は日本語の問題になっていくのだった、、、、。

2010年9月14日火曜日

76日間。

HORREY!!
やっと 仙一の長い夏休みが終わった!
数えてみたら 約76日間である。
今年は最強に長い休みだったが
この様子だと来年もこのくらい長くなることだろう。
教育委員会でも 大揉めだったようだけど。


何故こんなに長かったのか、というと
毎年 学校の始まりは
9月のレイバー・デー(9月最初の月曜日)以降、と
国が定めていて 今年はそれが6日だった。
それで何故か翌火曜は休み、水曜から学校と決まってはいた。
だのに 木金はユダヤ人の祭日により 連休。
暦のお陰でこんなことになってしまったのだ。

あまりにも奇妙なスケジュールに腹を立てた親たちは
水曜の始業日をボイコットする、という行動に出た人々もいたようだ。
(ニュースで騒いでいた。)

しかし、木金の連休はないよねー、と 一般人には思えるのだが
NYはユダヤ教徒の多いエリアだから仕方がないそうだ。
ジュー・ヨークとまで俗称されるくらいのNY,
彼らの祝祭の暦によって 公の休みが決められている。
他の国、宗教の関連で休日が制定されていることは
ほとんどないのだから ユダヤ教徒のためにすべてが動いている、
といった感は否めない。

いつかこのユダヤ教に関して書こうとは思っている。
宗教と人種がかなり入り乱れた地域に暮らしているので
説明もしにくい、、、というかいまだに未知なことが多い。

何だこの人だかりは!
、、カニのレースでした。

 そんなこんなで とにかく夏休みが終わるので
最後の週末は 家族でひっさびさに釣りに出掛けた。
<><>
<>
<><>
(上)サンド・シャークだそうだ。
(下)シーバスだって。
その日、そのピアは(桟橋のあるところ)
フェスティバルをやっていて 大盛り上がり。
幸い釣り場のほうまでは混んでいなかったので 
のんびり釣りも楽しめた。

私はこの日
SEA BASSと、なんと 鮫を釣ってしまったのだよ。
びっくりした。。。。 

では ようやく通常の平日が戻ってくるので
これからは もちっと 更新をマメにします。



2010年8月30日月曜日

おそろしい話。

すっかり間が空いてしまった。
近況も兼ねて おそろしい話をお届け。

①NYに戻ってから
 仙一の学校からのメールレターを
 まとめてチェック。
 夏休みでもペアレント・コーディネーターが
 近所のイベントなど色々教えてくれる。
 そこで発覚したおそろしい話。
 学校は9月8日からだが 続く木金曜日は
 ジューイッシュの祭日により公立校は一斉に休校。
 つまり正式には13日からが学校の始まり。

、、、、、知らなかったよ、、、。
結局 3ヶ月近いじゃないか、夏休み。
この衝撃の事実に しばらく呆然。


②日本に帰っている間に わがアパートのスーパー(管理人)が
解雇されていた。彼は少なくとも6年以上はこの建物に住み込みで
働いてきたはずだ。しかも 管理会社と もめたような感じである。
真相は分からずじまいだ。ここ数週間スーパー無しで
過ごさざるをえないこのアパート。何もなければ問題ないが、、、
またしてもうっかり鍵を部屋に置いたまま ごみ捨てに出てしまった。
玄関はオートロックなのだ。
たまたま仙一は同じアパートの日本人の友達の家に遊びに行っていた。
だれもいないから 中から開けてもらえない。
しまった、、、、窓は全開、、、、スーパー不在、、、、。

泣く泣くマンハッタンまで出掛けていって
父ちゃんの鍵を借りに行くことに。
仙一はそこの家で夕飯を食べさせてもらい
私は着の身着のまま(かなり恥ずかしい格好をしていた。)
友人のところでお金を借り、地下鉄でマンハッタン往復。
まったくもって おそろしい。

③サマースクールを終えた仙一は その後の2週間を
近所の広い公園で行われているテニスレッスンに参加。
NY市の後援でこのプログラムは毎年無料でやっている。
春のセッションはほぼ毎日通っていたので 
仙一を覚えていたコーチが快く受け入れてくれた。
先週はUSオープンの予選があり、それを皆で観にいくことに。
予選の週は無料で入れるのだ。
知らなかったけど(すみません、テニスに偏見持ってました。)
日本人の選手がかなり予選に出ていて 
仙ちゃんは大興奮。

ここでのおそろしい話は このUSオープン観戦に
かなりの日本人がツアーで押しかけていたことだ。
もちろん自分の国の選手だから応援はするが
あれほどツアー客だらけの席にいるのも違和感があった。
人気選手の錦織が登場しただけで なんだか
追っかけのようなお姉ちゃんたちが
「今日は調子よさそうよね~」とか話しているのが聞こえてきて
ちょっぴり気恥ずかしい仙一と私だった。

④今日は頑張って起きているが 仙一とべったりの毎日で
何もできないのが現状である。
フリーペーパーの4号が出来上がったけれど
原稿を書いてくれた友人にPDFで原稿を送るも
フォントがおかしなことになる。
じゃ、印刷したものを、、、とスキャンすると
今度はその出来がうすーい感じになってしまい、
それを訂正しようにも まとまった時間が取れない。
夜寝なければいい、その一言に尽きるのだけど、、、
近日 修正して完成せねば。

しかし明日は朝から公園でテニスの予定、、、、ヒー。

⑤おそろしいって 何が一番おそろしいかっていうと。
この夏太ったことだ。
ああ、言っちゃった、、、、お気づきかとおもいますが事実です、かなりです。
実家でスーツケースの重さを計って(飛行機の規定に合わせる為)
古い体重計だし、おかしな気がしたから 
自分で乗って計ったら いつもよりかなり重い。
やっぱり狂ってる、、、、と 大騒ぎして念のため
仙一の体重を量ったら 合っている。
そんなはずは!!!と 母を乗せても「合ってるよ」。
、、、、じんわり冷や汗が、、、、。

PS この件に関してはコメント禁止です。

あーあ 早く仙ちゃんの学校が始まらないかなぁ、、、。
(秋は痩身に励むのである。)

錦織ケイ初戦@USオープン




 
 


2010年8月14日土曜日

 カリカリの世界。

今年の夏は いつものアパートが借りられず、
仙一の小学校からはかなり遠いところに 部屋を借りた。
徒歩では通えない範囲なので バス通学。

都合よく そのマンションのまん前から
小学校近くまで行く バスが出ていたので
毎日 関東バスのお世話になった。

ある日。
「コドモがのるなら 子供ひとり、って言ってもらわないと困るんですよね。」と
バスの運転手に言われた。

それまでの数日は 仙一が乗る時に自分で子供運賃を払わせて
その後ろから 私がパスモを使って 乗り込んでいた。
それで 特に何かをいわれたことがなかった。

どうやら 子供の料金はその度に料金箱の設定を「小児」とすることに
なっているようなのだ、、、?(運転手の仕事)

えー 子供が乗り込むの、見ればわかるじゃん。
と 心では思ったけれど 敢えて反論せず。
それよりなにより その時の運転手の言い方が 気になった。

丁寧語を使いながらも 明らかに敵意をむき出し。
別の時にも 料金箱の前で ちょっとモタモタしていたら
「すぐ 出ますよ、急いでください。」とか。

似たようなことが タクシーに乗った時にもあった。
丁寧な言葉を使ってはいるものの 非難するような言い方。

1メーターしか乗らなかったが 生憎1万円札しかなかったら
「そういうの、困るんです。ちゃんと用意しておいてもらわないと。」
じゃ、クレジットカードで、というと 
「余計に困るんですよ、それじゃ。」
と 散々ブツブツ言われた。

東海道新幹線でも 他の乗客の駆け込み乗車があったと放送で流れ、
「只今の駅で 駆け込み乗車があった関係で1分の遅れが出ています。」
い、一分の遅れを いちいち知らせるのー。

こんなことが 時々起こり、日本って(東京だけか)
だいぶセカセカ・カリカリしているように感じてしまった。

NYでは レジの長蛇の列にものん気に客は並び、
バスでモタモタしても 運転手が急かすことは絶対にない。
特に年寄り子供に関しては かなり のんびり接してくれる。
まぁ のんびりしていて ルーズなことも多いのだけど
どことなく それで 回っているのだ。
さすがに3年以上こちらで暮らして
そのルーズな感じに慣れてしまったから 東京スタイルに
びっくりしているのかもしれないけど。

そんな 昨今、アメリカでもこんな事件が!

朝のマックで ナゲットを買いに来た客が
「朝はナゲットがない。」と断られたら、、、、
http://www.youtube.com/watch?v=wlbV-NPT56s&feature=player_embedded

その次の客には 普通に接しているのが 妙である。。

そして次のニュースは賛否両論があって おもしろい。
いま かなり 取り上げられているニュース。

http://sankei.jp.msn.com/world/america/100811/amr1008111438007-n1.htm

それにしても 切れやすい 世の中だ。

2010年8月11日水曜日

蛇行する夏 

NYに戻って10日ほどが経過。
数日は秋のように涼しくて 過ごしやすかったのに
その後はまたしても 暑い日々が戻ってきた。
故に夜は寝苦しい、、、ねぐるじい。

それで 例によって例のごとく
時差ぼけ解消に時間がかかる。
日本に帰る際は 時差ぼけは早朝(4時とか)に目が覚めるが
数日するとそれも直る。

しかし 毎回だけどNYに帰ると
時差ぼけは夕方やってくる。
午後3時ごろが猛烈に眠くなる。
しかも いつでも眠い。
ご飯を食べると そのまま寝たくなる。
この感じが一週間以上続く。

仙一は帰米して3日目から サマースクールに通って
早朝から夕方まで 一日遊びに遊んで帰ってくるので
ほぼ強制的に時差ぼけは解消。

父ちゃんもNYに戻る前にロスで仕事をこなしてから
帰ってきているので 時差ぼけしている暇がないようだ。
それじゃなくても 仕事が忙しいので そんなこと言っていられない。

というわけで 家の中は日中ものすごい暑くても
時間だけはあるこの私だけが ウトウトしてしまうのだ。
ああ 悪循環。うっかり目を閉じると 仙一を迎えに行く時間。
いかん、今週しか自由な時間がないのに。

仙一のサマースクールは今週いっぱいで終了。
その後 9月8日まで まだまだまだまだ夏休み。
来週からは またしても母子べったりの毎日だ。
数えたら3週間以上あるぞ。
ひー。

そんなこんな中 フリーペーパー「FOR THE HAPPY FEW」の
新しい号を準備中。というか 実はもう発行している予定だったのだが、、、
発行予定がずれていく~~~~
しかも 今回は夏のテーマのものもあるので
早めに出さねば、、、、。

リポD、買ってくればよかったなぁ、、、、。


東北の夏は釣りが良い。

2010年7月13日火曜日

ロシア(西荻)より 愛をこめて。

BGM ポール・マッカートニー&ウィングス
   (007 Live or die)

土曜日のイベントに来てくださったお客様、
本当にありがとうございます,
実は 当日まで ほとんど 誰も来てくれないのでは、と
ドキドキしていました。
実際は 予想外にご来店して頂けたので
ほっとしつつ 右往左往の私、かなり舞い上がっておりました。

また、来ようと予定していた方で 都合がつかなくなって、、、という
お話を何人かから 頂きました。
それでも 気にかけてくれていたんだ、と 嬉しく思ってます。
それなら 来年もやっちゃうよ、なーんて 太っ腹。
もうちょっと 進化した形で来年は やりたいと思ってます。

とにかく
御連絡のつく方には 近日中に 
お礼のごあいさつを
お送りします。

何しろ この数日、
エナジーを使い果たしてしまった余波で
ぐったりしていました。

追いうちをかけるように 行こうと思っていた赤羽末吉展(ちひろ美術館)が
11日で終了してしまっていた。
そのショックで立ち直れない!

ちなみに16日に東北に向けて (あずさ2号、じゃないけど)
私は 旅立ちーまーす~ぅ~~~~
河童に会えたら しめたもの。
それが叶わなければ ジョバンニと夜空を駆け巡るか。


東京の皆さん、また らーいーねーん!!!!!!
(に、帰ってこられれば ラッキー。)


神のみぞ、知る。

2010年7月9日金曜日

いよいよ いよいよ 明日

いよいよ明日は 阿佐ヶ谷よるのひるねにて
イベントを開催いたします。準備もほぼ完了。

ここ数日で やーっと 東京時間に馴染んできて 
テンポ良く動けるようになってきた。

と思っていたら 実家の母が体調を崩し、
送ってもらう予定だった かもめブックス時代の
デッド・ストックがなかなか発送されず
いささか 焦ったけれど 
昨日無事手元に届けられました。

その中には 幻の!かこさとし、だるまちゃんバッヂ。
そのほか諸々。
間に合ってよかった、、、、。
ちと 母さんが心配だが。

*推測するに W杯の見すぎではないか。
 深夜も早朝も、だもの。
 ちなみに母は 家族のなかで 
 一番サッカーに詳しかったりする。
 ビバ・静岡県人!

それでは みなさん 明日お会いしましょう。

2010年7月6日火曜日

ゆうパックだけでなく。

すみません 各方面に返信せねばならぬメールが
遅れております。
ゆうパックもかなりの大混乱のようですが
こちらも 順次 お送りしておりますゆえ
お許しください。

もうちょっと、なのだー、が、
体調が悪くて、肩がもう板チョコ以上。

2010年7月3日土曜日

東京の片隅から

帰国しました。
JFK空港で搭乗を待つ間に 日本VSパラグアイの試合を
やっていて てっきり待合室に特別スクリーンでも設置されているかと
思いきや(今年は日系の飛行機に初乗り。)まったく 盛り上がっている気配がない。

あっれー おっかしなぁー 今後半ぐらいのはずなのに。

あちこちウロウロして 仙一があるパブ風レストランで
試合を放映しているのを発見。
出発まで時間がないし 食事も済ませていたから
入り口付近から 何度も TVをのぞく。

日本人が数人、席で見ていたが 静かに観ているところを見ると
ゲームに動きがないようだな、、、、と
仙一を店内に送り込み、点数と時間の詳細を調べさせる。
後半がもうすぐ終わるようだよ、0-0だよ。

店に座っていた日本人ママが 延長戦だって!と
教えてくれて、時間を計算すると 
延長戦が終わるころが離陸の時間。

もちろん それまでには機内に乗り込まねばならんので
最後まで見られない。
しょうがないので 搭乗口のギリギリまで 携帯電話で
仕事中の父ちゃんに電話をかけ、試合の様子を聞く。
(何故か会社で試合を見ていた。)

延長後半終了、PK戦になることを聞いた直後、
泣く泣く乗り込み、結果が気になってしょうがない。
しかし もう結果を聞くこともできない、、、
13時間後、新聞にはどう出ているのか。

と思ったら 出発して30分ぐらいたったころ
機長からのアナウンスで 結果を知らされた。
機長も まことに残念であります、と 暗い声。

通常、搭乗のお礼、気温、時間などのお知らせを
日本語・英語でアナウンスするのだが
この結果報告に関しては 英訳をしなかった。

機内はどよめいて 深いため息のあと 静寂が訪れる。
あーあ 暗い旅になちゃったね、、、、

そんなこんなで 帰国はしてますが
なにしろ 仙一のペースにあわせていると
時差ぼけもひどい状態で ここ数日は
明け方3時4時起き。
それから ずっと起きていて 夕方7時くらいに
倒れて眠る生活。

今朝も4時に起きてしまい、
ちょうど ガーナVSウルグアイを生中継していたので
ぼんやり観戦。
なんと この試合も 1-1で延長戦、決着つかずPK戦。

しかし PK戦て 過酷だよなぁ 、 観ている方も
つらくなる。やだやだ。

さていよいよ来週末に 阿佐ヶ谷よるのひるねで
イヴェントです。
週明けから いろいろ動かねば。

2010年6月23日水曜日

ニュースに、おまけに、etc



ジャン・ブレットのショッピング・バッグ(非売品・レア!)
10日のイベントでお買い物いただいた方のうち
一名様に差し上げます。


今や押しも押されぬ人気作家のジャン(JAN BRETT)。
 日本での人気は良く分からないけど
アメリカでは大人気。
たいてい キンダー(幼稚園)のこどもなら
みんな知っているはず。
男の子より女の子のほうがファンが多いかも。


さて かもめブックス・リターンズ時に
販売する予定の本などなど、を紹介しようと思っていた矢先、
こんなNEWSが入ってきた。

ちょうど「ジオジオのかんむり」の洋書版を
今回 出品するのでそのことを書こうと思っていた矢先のこのニュース。
この場合はメスライオンだったけど、ジオジオのお話に
通ずるものがある、、、
おっどろいたなぁ。


他にも 中谷千代子さんの絵本(洋書)も出品します。
これは一見の価値あり。
この本も 今 話題の「イルカ漁」が出てくる話。
どちらも古い絵本です。
(テキストは英語。)

2010年6月20日日曜日

閑話休題

刻一刻と 里帰りの帰国の日が近づいている。
一般的に言っても 何だか忙しない日々のはず。

しかーし NYは冬が長い分、夏を楽しまなくちゃ、損!!!

という感じで(大事なことは後回しのアメリカ人に見習って、、。)
このところ 我が家は忙しい。
忙しいって、何が?

まず、先週はNBA(バスケ)のファイナル・マッチのTV観戦。
ことしは 贔屓のLA・レイカーズが優勝決定戦に出場。
ワーワー言っているうちに ドタバタ逆転劇で優勝したのだ。
それにしても バスケは数秒を争う世界。
決勝の日は 気の抜けない11秒があった。(つまり接戦)。

で、W杯。
当然、仙一は 日本VSオランダを見たいのだ。
生中継は朝7時から。
しかも ラテン・チャンネル。
そう、スペイン語での放送である。
朝から気分は エスパニョール♪
あんまり 気合が入りすぎて
早朝6時に目が覚めた仙ちゃんであった。

さて ここから地獄の土曜が始まった。
10時から仙一のアメリカン・フットボールの練習に。(親は同伴)
昼までみっちりフットボール。
で、その後 仙一氏の通う予定の
サマーキャンプのオープンハウスに
向かうも通常車で40分のところが
ど渋滞、回避したつもりが 道を間違え 最悪のコース。
タイガイ 渋滞してもしれている道だけど
今日は 本格的に渋滞していた。イー!!!


それで、キャンプの学校を訪問した後、
本日のメイン・イヴェントへ。

コニー・アイランド(観光地でも有名なビーチ&遊園地)に向い、
メッツの二軍(ブルックリン・サイクロンズ)と
ヤンキースの二軍(スタテンアイランダーズ)の
試合を観に行く、、、、行ったのだが、、、、

今日はどういうわけか 道を間違えるわ、
乗った高速(といっても どこも無料)は軒並み大渋滞。
のろのろ運転で会場に着いた頃には
開始から半分が過ぎていた!!

それでも 熱の入った内容で勝ち試合だったし、
加えて試合終了後に花火大会が催され、
もう 眠くてヘロヘロの
仙一も意地でも楽しんでやる!!!!と
花火を大興奮で見学。
(チアリーダーのお姉ちゃんにも ある種大興奮=母)。

帰途、、、。
時計の針は10時をとっくに回っているというのに、
いつもなら スイスイ帰れる道なのに、
どういうわけか 大渋滞。
すでに アメリカーンの皆さまはバケーション・モードか?
あの様子では 夜中まで渋滞は続きそうである。

というように
精魂疲れ果てた 一日でございました。
それもこれも 
オランダに入れられた一点のせいである。

ぐやじい。

2010年6月16日水曜日

ショージ君





 アイロンパッチ
第2弾
ふらいぱんじいさん(風)

イベント時に
おまけで配布予定





ここ一年ほど ショージ君シリーズにはまり、
はっと 本棚を見ると棚の一段は
ずらり緑の文庫本(このシリーズは文春文庫の緑の背)。

異国で暮らしていることも大きいが
ショージ君の話のネタは 基本は西荻、中央線が多く、
これがまた郷愁を誘う。
ああ、夕暮れ時の とらや(コロッケや)!

そんなこんなで 彼の文庫を読みつつ
帰国時に食べたいものを リストアップする毎日。

このところのTOP5
5 ウズラの卵の入った中華丼
  4 場末の喫茶店の味のするナポリタン
   3 ちゃんぽん(三軒茶屋)
     2 白いご飯に明太子

輝く1位は!!
生のちくわ (新鮮な練り物が食べたい!)
ああ、馬鹿馬鹿しい、、、。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++

さて 今回のイベントに出品してくれるアトリエ・コナフェさん。
かもめブックスでは ほろほろクッキー、コブタのクッキー等
やさしい味の焼き菓子が人気でした。

この3年の間に 店主・中田さんは お菓子のレシピ本を
出されていて 偶然 そのことを知ったときの驚きったら!!!
しかも 文化出版局から。
わおわおわお、の連発でした、

まったくもって ひとの三年、というものは あなどれない。
ここからの毎日だって あなどれませんな。


あの クッキーの味をもう一度!!
お楽しみに。

2010年6月12日土曜日

ねじの巻きかた

ほうぼうで愚痴ってはいるけれど
この時期 NYの小学校は年度末ということで
ハーフ・デイやら休校やらイヴェントやらで
全く落ち着かない。
お国柄 勝手に遊びに行っといで、と、できないので
こどもにお付き合いをしなくてはならず
それじゃなくても 帰国の準備で忙しいのにさ、、、、ぶちぶち。

そんな日々のなか 時々朝からやる気が出ないモードに
入ってしまうことがある。
このごろ発見した 自分のねじの巻き方。

それは、、、肩甲骨をグルグル回す、ひたすら回す、
あらゆる方法で ひたすら回す。
とても人には見せられない姿だけれど。

ふしぎなことに これをやると頭も体もはっきりしてくる。
どうやら 私はゼンマイ仕掛けの人間のようだ。

++++++++++++++++++++++++++++

さて イベント時に幻の「かもめクッキー」・「塩クッキー」を
作ってきてくれるROCOさんのこと。
この私の3年の不在の間に 3人目のお子さんを出産。
多忙なはずなのに 去年の夏あった時には
そんなことを微塵も感じさせず 今もって変わらず、の
お菓子にこだわる姿勢に ただただ脱帽。

この頃は 犬も人間も一緒に食べられるクッキーを
開発・研究をしているそうで、これまた
日々精進していて 毎夏 会うことを楽しみにしてくれるヒトの一人です。



*次回は アトリエ・コナフェの
   中田さんをご紹介。

2010年6月3日木曜日

小出しの詳細①

ひゃー 今年はいつものマンションが借りられないので
急遽 ウィークリーマンションというものを探さなければならず、
意外に手間取ったし、、、、高い、、、、。
予想外に 空き室が少ないのよね、、、
本当に不景気なんだろうか。

そういえば いきなり 日本の首相が辞めちゃったようですね。
びっくりしたなぁ。
歴代の首相の名前が どんどん複雑になっていく。
覚える子供たちも大変だ。
いや、いまどき覚えたりしないのか。
む? 私も子供のころ覚えた記憶がないぞ。
でも アー ウー、、で有名な大平総理や
「記憶にございません。」の田中角栄は
記憶にございます。
ふっるいなぁぁ。

&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&

さて 小出しにイベントの詳細をお知らせします。
出展者は よるのひるね
     古書 股旅堂
     かもめブックス の三者です。
よるひるさんは お店に置かれている古本を、
股旅堂さんは サブカル系、アート関係の古本を中心に出品予定です。

私の出品の一部
見える?
マドレーヌのゴールデンブックス版!!
まだまだ 隠し玉がありますので また後日。

それから ROCOさん・コナフェさんについて
リンクを張っておきます。
それぞれの 近況をじっくりお知らせしたいので
そのことは 近日中にUPです。

PS 耳の淵がみょーに痛いと思ったら
   何と 日焼けによる炎症だった。
   耳には日焼け止めを塗るべし。
   ん、これって常識?!

↓ 刺繍でアイロンアップリケを作ってみた。
 11ぴきのネコもどき

2010年5月27日木曜日

本の博覧会 BEA2010

マンハッタンで今週、ブック・エキスポが開催されている。
通常だと入場料が高い(70~90ドル)ので
行けないなぁ、、、と思っていたら
父ちゃんがメディア関係者は無料で入れると教えてくれた。

無理やり「取材」と称してオンラインで登録、
念のため かもめブックス/デレクターとかいう
肩書きの名刺を作ってもらい、
本日めでたく潜入してきた。

基本的に東京で毎年開催されるブック・ショーと
あまり変わりがなく、出版社、版権売買の交渉等、
いたって大真面目なムードである。
ちょっとだけ期待していたのが 古書部門。
いわゆるバーゲンブックを卸している会社が
出展しているので そこは楽しいかも、と
行ってみたが、やはりまじめに商談しなくてはならないモード。

遊びにきているのは 高い入場料を払って
著者サインや講演会のイヴェントに来た人たち。
それ以外はまじめなビジネス・ピープルでした。。。。

ま、ちょっとしたお土産もGETできたので
よしとする。


日本と大きく違うのは
会場中にコーヒーの香りがしていること。
それと ハグ アンド キッスの光景が
いたるところで見られる。










それにしても
今回、名刺を父ちゃんが会社で
シコシコと作ってきてくれたのだが
出来上がったものをよーく見たら
「KAMONE BOOKS」となっていた。

・・・・・・かもねブックス
これ、使えそうだな、夏のイヴェント以降、
かもネ、ブックスに変名しようかな。
いいかもね。(おやじギャグ)


ps 今日は時間がないので明日 イヴェントの詳細一部をupします。


2010年5月20日木曜日

ハグをする唯一の人。










イヴェントを決めてから にわかに身辺がザワザワしてきた。
やること、お知らせの準備、もろもろ、こなしつつ
日常のことも少しは書きたい。
というわけで イヴェントの詳細は少しずつ
載せていく方法で ときどきチェックして下さい。
今は 各方面にDM製作、発送準備中。

さて 渡米4年目ともなれば 本来ならアメリカ人の友人も
いて当たり前なのだが ここクィーンズというところは
何しろ人種が混在していて とくに仙一の学校は
ロシア、中国、インドの人々が殆どである。
故に 仙一のクラスメートのママと仲が良くなったとして
みなさん、出身は世界各国。
英語も共通語、というだけであり、それぞれ癖のある話し方をする。
だから 親しくなるにもそれぞれの国の文化のせいで
いまひとつ突っ込んだお付き合いというのができない。

とくにロシア系は閉鎖的。インド人はコミュニティが強すぎる。
中国系は一概になんとも言えない。色んな人がいる。

そんな中、唯一ハグするほどに親しくなったのは
ネパールのおばあちゃん、セニチ(仮名)だ。
彼女は 孫の送り迎えに毎日学校に来て
校庭でしばし過ごす。

最初は全く知らない人だったのだが
ある時 こう話しかけてきた。
「あなたが 息子の名前を呼ぶと、自分のことかと思って
どっきりするのよ、わたしも セニチ、という名前だからね。」

そう、私は仙一を校庭で「センイチー 帰るよ!!!!!」とか
よく大声で呼んでいる。
センイチ、がセニチ、に聞こえるようだ。
(仙一も仮名。本名の方で二人の名が似通っているのだ。)

それ以来、顔を合わせてはにっこり挨拶するようになり、
へたくそな英語同士で おしゃべりをするようになった。

彼女は足が悪いので 手術をすることになった、と
ある時 意を決したように私に話をしてきた。
まるで今生の別れのように 目に涙を浮かべ
しばらく会えないわ、、、と
ぎゅーと 抱きしめられた。

そういえば アメリカで暮らしているというのに
ハグされることは 全くない。
このエリアに住む人々は 文化的にその習慣を持ってないようだ。
さびしいかぎりである。

その後、無事手術を終え、リハビリも終わった頃
セニチに再会できるようになった。
もちろん 久々に会えた時はハグをして
お互いの元気に感謝しあった。
あいかわらず 足はあまりよくないが ゆっくり歩いて
学校まで歩いていく姿を見られるようになって嬉しい。

そんな日常をじつは送っている。

おまけ
この間またしても野球観戦に出掛けてきた。
今回はマイナーリーグ。
小さな球場だが地元のお客さんで大盛り上がり。
ある種、メジャーリーグより面白い。