2010年9月25日土曜日

育ちが違う。

仙一がフリーテニスレッスンをまた取ることになり
今週/来週は毎日 学校の後
近所のジュニア・ハイスクールの
校庭で過ごしている。

約一時間半以上 ベンチに座って
時には知り合いになったロシアン・ママや
ベビーシッターさんやらとしゃべったり
でも ほとんどは本を読んだり
フリーペーパーの原稿を書いたり
MP3で音楽を聴いたりして
この長い時間を過ごしている。

ぼんやり 広い校庭を眺めていると
中学生たち(Jrハイスクール)がワラワラと
バスケをしたり壁打ちハンド・ボールをしてたり
公共の公園もかねている場所なので
近所のおっさんが 一緒になってサッカーしてたり
渾然一体となっていて なかなか面白い。

今日は 夏に知り合ったハンサムな
(仙一と私の意見による)
お兄さんが コートに遊びに来た。

まず、コーチのクリスティンとかその娘にハグ。
知っている子にもハグ。
自然とみんなも寄ってくる。
見ていて面白いのは 幼児でも大人にでも
とにかく 久しぶり、元気だった?と
分け隔てなく ハグ(アンド KISS)をするのだ。

日本の中高生がそんなことしてたら
オイオイ、って感じになるのだけど
アメリカでは 全くもって自然なこと。

思えば 若干特殊なこの
(人種が混じりあいすぎている)エリアでさえ
アメリカ育ちの子供たちは
普通にハグをしたり握手をしたり
ほっぺにキスをする。

この私でさえ その習慣に慣れて来て
2ヶ月以上ぶりに知り合いに合った時
思わず ハグをしたほどだ。

ところが 仙一はまだまだこの感覚に馴染めていない。
日本人の親と暮らしていると 習慣的によその人の
体に触れることがタブーであり 日常ではないからだ。
しかも 男の子だからベタベタするのは嫌なことらしい。

でも このところ仲良くしている友達と
自然にハグし合ったり 
ハイタッチしてバイバイしたりするようになってきた。
そういった ボディコミュニケーションもできないと
いっぱしのアメリカ生活といえない気がする。

いつか 仙一がHONEY,とかSWEETIEとか
語尾につけるようになるのを 密かに楽しみにしている。
いつだったか 職員室のオバちゃんに
「OH!DON’T WORRY、SWEETIE!」と言われ
思わず ふふふ、と思ったことがある。
不思議な魔力だ。
HONEY と SWEETIE。

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