2010年12月7日火曜日

ズル休みして。

父ちゃんの仕事の関係で急に
シルク・ド・ソレイユという劇団の公演を
観にいけることになった。
平日の11時から。
うーん 学校があるが
ウェブサイトで見たところ
子供向けの公演だし
仙一は行く気マンマン。

こりゃ ズル休みするしかないね。

別の学校の仲良し母子を誘って
(こちらも学校をさぼった。)
出掛けることにした。

そう決めて夕飯時。
「あ、その日テストがあるんだ!!!」
いーよ いーよ テストなんて、と言う母に
「だめだよ、それは受けなくちゃ。」

、、、、、何だ?そんなに君はまじめだったか?
いいよ テストの一回くらいパスしても。
そう説得したが朝一のテストだというので
それがすんだら迎えにいって
そのままマンハッタンに行くことになった。

(あとで判明したのだが 100点を何回か取ったら
小遣いをもらえるので 一度でもミスしたくなかったようだ。
しょせん そんな理由よ、、、、、。)

NYに来てから ミュージカルや劇団を観にいったことがない。
それこそ ブロードウェイでは いい公演が目白押しだけど
何せ高いし 時間も夜が多い。
子連れで行けるものは限られているのだ。

VIVA マジソンスクエア・ガーデン!
頂いたチケットの席は かなり前のいい席だった。
出し物は「WINTUK」という
雪を求めてあるく少年の冒険を
サーカス的なアクロバットとダンス、スケボー、
ローラースケートで演出したもの。

音楽は生バンド。
舞台の上を華麗に動き回る役者たち。
観客は 大興奮。
後ろのおっさんはブラボーブラボー!!を連呼。

残念ながらカメラを持っていかなかったので
様子が伝えられないけど
ショーのフィナーレは 天井から雪に模した
紙ふぶきがじゃんじゃん降ってきて
客席は感極まって大騒ぎ。(名物らしい)

こんな体験をできるのなら 学校なんて休んでもいいね。
なーんて 話していたら遠足で来ていた一団を発見。
学校が連れてきてくれるなんて、うらやましい。
ま、どう考えてもプライベート・スクールの子供だろう。
公立じゃぁ ここまでできません。

公演後 のろのろと会場を後にしていたら
小さな出口から 出演者たちが出てくるではないか!
日本のように出待ちをしている人もなく
本当に なにげなーく
「ランチに行ってきます、」と言う感じで
街に歩きだすのだ。
仙一も友達もびっくりして 手を振りまくる。
相手も はにかんで手を振ってくれる。

マンハッタンは東京と比べて規模がちいさいから
その辺のレストランやカフェで
いわゆる有名人に会える確率が非常に大きい。
おそらく こちらが知らないだけで
色んなセレブともすれ違っていることだろう。
興味がないから全く認識していないのが
残念ではあるが、、、、、。

それにしても急に冷え込んできた。
小雪が舞い始めている。

12月。

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