2011年10月21日金曜日

NYお勉強事情。

NYお勉強事情。というほど詳しくないけれど
今日は 仙一の学校のことを少々。

9月に始まった新年度、今年の担任は厳しい、と
周りからさんざん聞かされていたので
どんな先生かとドキドキだったけど
(仙一はかなり緊張していた。)
実際は 理性のある、分別のある、冗談も言う、
厳しいというより しっかりした先生のようだ。

去年の先生は60歳で お茶目で 愉快なことが好きで
勉強は学校で、が、モットーなので宿題はあまり出さない先生。
なので 勉学的にはゆるゆる、でも 社会科のプロジェクトなんかで
子供の興味をかきたてて 勉強自体を楽しませてくれる先生だった。
それでも何故か仙一は今年の先生のほうが相性がいいようで
やる気満々で学校に行っている。(今のところ、だけど。)

さて その点は問題がない。
ところが4年生になって 理科の授業が増え、社会科も強化。
どちらも 別の先生が受け持つ。
そして クラスとは別に 各教科の宿題がでる。
その量が、、、、、今年は半端じゃないのだ。

理科は去年からよく知っている先生なので 出る宿題もまぁ 何とかなる。
問題は社会の先生。5年生の教師だとかで 
この先生がわっかりにくい宿題を出し、
しかも 子供たちに対する態度もすこぶる悪いらしい。

そして 今朝、、、、、

全く関係ないワークショップ(カリキュラムの説明会)が学校で行われ、
たまたま仙一のクラスの親たちが顔を合わせた。
これは全校の親に向けたものだったのだが
仙一のクラスの親の出席率はバツグン。
会の後、ちょっと分からないことを聞こうと思って
みんなのところに行ったら
いっせいに社会科の宿題のことで大ブーイングがおきて、
とうとう その場にいた校長に詰め寄り
代表のお母さんが怒りをぶつけたのだ。

ええ、私はその場にいましたがね、不自由な英語で文句を言うほどの
度胸はありませんので ただただ頷いて 英語の堪能なお母さんを
尊敬のまなざしで眺めていたのです。
途中、ほら、RIEもなんか言いなさいよっ、と
何人かにじっと見つめられるも あうあうあうっ。

結局 校長が今日中にその件は話し合うから、、、と
前向きに対処することになり その場は収まったのだけど、、、。

とにかく 親達はみんな カリカリきている。
というのは NYに住む小学生は4年生の成績が
人生で一番大事といわれているからだ。

えええええ そんな大げさな。
でも 本当らしいんだよね。
3年生から NY州一斉の統一テストが始まり、
4年生のテスト結果で 中学、高校が決まってくるとか。

また、学校側もこのテストの結果で学校のレベルが上下するので
必死なのです。学校のレベルが下がれば 校長も背水の陣、、、。

それで 学校はテストのスコアを上げたい一心で
テスト対策をする。勉強する、というより
テスト勉強ばっかりだったもの、3年の最後の方は。

それで4年生のテストは子供の進路に関わるから
親も必死になるとかで、、、、、、、、、、、
みなさん、必死のようです。

うちは そんなことを知ったのはつい最近。
まぁ いいんだけど 今人生の全てが決まるわけじゃあるまいし。
(って言っているのはウチくらいか。)

この辺の愚痴は またきっと近いうちに書くことでしょう。
何だか思考がまとまらなくなってきた。

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