2011年5月17日火曜日

ERにいくはめに。

記録としてつけておく。

水曜の夜から仙一の様子がおかしくなった。
熱が出始め 深夜にいきなりモドし、下痢。
ここ数年そのようなことがなかったので かなり焦る。

翌朝も嘔吐、下痢、高熱。
気分が悪くて 水分も取れない。

いつもの医者が休暇中なので
知人に聞いた予約が不要というロシア人の医者へ急行。
ここで お腹の触診で痛みがある、ということから
いきなりER(救急治療室)に行くように指示される。

ERのある病院は近所にもあるが
医者が「あそこは最低だから ここか、あそこへ行くように。」と
病院の指定を受ける。
父ちゃんの帰宅を早めてもらい 車で20分ほどの
子供専用の救急病院へ行く。

かなり混雑していて 受付のおねーちゃんも
「今日は異常に混んでいる。満月だからかしら?」。

痺れが切れるほど待たされて ようやく診療してもらう。
ここで 英語力の限界を知った。
「OJBCUT(V(VU(V&&&**」
「????」
黙って辞書を差し出す。

医者が言ったのは「APPENDICTIS」。
辞書で指差してもらい、虫垂炎かも、と言うのだ。

うーん 身近に虫垂炎をやったことのある人がいないので
夫婦ともども 理解できない。
困ったなぁ、、、と スマホで検索して大まかな知識を得、
ようやく医者の言うことがわかった。

そこから深夜2時まで飲まず食わずで 検査等に付き合う。
結局 虫垂炎の可能性は低い、多分胃腸炎、ということで
帰宅できると思いきや、
「今夜は入院してもらいます。」

そういうわけで 急に病棟に移され、
一晩中仙一は点滴を受け、私は隣の安楽椅子兼ベッドにて仮眠。

翌日の昼までには帰宅できると思ったら
なんだかんだ待たされて 結局退院したのは夕方5時半。
(この間 仙一はTV見っぱなし。我まま放題。)

簡単にまとめると 胃腸炎(近所で流行ってるとの事)で
虫垂炎の疑いがあったから 念のため入院させられた、のである。
子供の虫垂炎は進行が早く、危険を伴うそうで
そりゃ そうかもだけど ERってものすごくお金かかるし
本当にそこまでしなけりゃいけなかったのか??と疑問も残る。
父ちゃんも成り行き上 金曜は会社を休み、
仕事のしわ寄せが土日に食い込んでしまった。

それでも NYでも有名な子供専用病院に行って
体験入院したのは今後の参考になった。
(意地でも前向きな私。)
ずっと 入れ替わり立ち代りやってくる医者、ナースにも
英語で説明し続けたため、医療用語の語彙数も増えた。
あーあ まだまだ試練は続くよ。

PS 面白かったのは教育委員会からの人が来て
  退屈しまくっていた仙一にドリルを渡し、
  やったらチェックしに来るから、と言ってきた。
  ちょうど NY州の一斉テストの期間だから
  学校を休むのは問題があったのだ。
  このテストについては いつかまた書く予定。

  それにしても この病院はすごく設備がよく
  応対も良かった。
  私もできることならこんな病院で診てもらいたかった、、。


 *メールの返信がますます遅れています。
  もうしばらく お待ちください、ごめんなさい。

 

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