2011年6月9日木曜日

ダンスとギターと朗読と。




さて 今日は親バカ全快でいってみよう!

先月の下旬、仙一の学校で夜、
International Festivalというイベントがあった。
これは各国の文化をステージで表現するもので
ダンスやピアノ演奏、バイオリン等
特技のある子がオーディションを受けて
舞台に出ることができるものだ。
(4年生以上・ロシアとインドばっかりだ、とほほ)

仙一のクラスは3年生だが唯一クラスみんなで
ダンスで参加、ということになった。
曲はNY☆JAZZ。
毎週体育の時間にクラスで練習し、
仙一にしてみれば舞台なんて初めてだから
どうなることやら、と思っていたけど
級友もいるからか それほど緊張もせずに無事終了。

そして それから数日後。
今度はクラス内のアフリカ・プロジェクトの発表会。
この日 いきなり仙一氏は「学校にギターもってくから」と言い出す。
何のため?、と思ったら アフリカの曲をみんなの前で弾くと言う。

え”っ!あなた、弾けるんですか???

疑問のまま教室に見学へ。
すると 仙一のほかには
アフリカのダンスを踊る女の子もいて
どうやら有志であるらしい。

そして 仙一の演奏が始まった。
正直に言って ギターレッスンは受けているけど
弾けると思っていなかったので
心底びっくりした。
しかも どうどうとやってのけた。
先生が「もう一回、今度はみんなも歌おう!」と
何故か子供達もこの曲を知っていた。
それにもびっくり。
ああ、勝手に成長している。。。。 

☆ ☆ ☆

そして先週の土曜日。
ある人から頼まれて 仙一がゴスペル・コンサートの会場で
詩の朗読をすることになった。
場所は UPPER WESTSIDEの教会。
これは日本の震災に向けたベネフィットコンサートで
しかも東北出身の人たちが主に活動されていたので
コンサートの合間に子供達に
宮沢賢治と石川啄木の詩を英語で朗読する、という企画。


仙一氏には啄木の短歌二編を読んでもらいたいと言う。
最初嫌がるかな、と恐る恐る聞いてみると
「いいよ、やるよ」と 即答。
あのぉ、一応2-300人のお客さんの前だけど、大丈夫?と
念を押したが 「大丈夫だよ!」と軽い返事。
親としては「怪しい」と思ったけど
これまた堂々とやってのけたのである。
他に13歳の男の子と10歳の女の子が賢治の詩を
読んだので 多少は気が楽だったのかもしれない。

それにしても いつの間にか度胸もついて
自発的に動く子になっていた。
保育園の頃はどちらかというと
人の後ろでチョロチョロしているタイプだったのに。

 これは多分仙一がもうアメリカ人になってしまったのだ、
というのが我が家の見解である。
最近は自己主張の塊で 手を焼いている。


それにしても このゴスペル隊が素晴らしかった。
鳥肌ものでした。







2 件のコメント:

あさちゃん さんのコメント...

子供って、いつの間にか成長しているものなのですね。
かく言う私自身も、きっと親や兄弟から「いつの間に…。」って思われている事があったんだろうなぁ。

私もいつか仙ちゃんの演奏が聴きたいです☆

kamome さんのコメント...

あさちゃん

弟子2もきっとあっという間ですよ。
最初の数年はしんどいかもですが、
それも気づけば過去の話。

私もギター習おうかなぁ。