2012年12月21日金曜日

このアメリカの現実。

月曜から熱を出して しばし倒れていたのです。
軽い風邪かな、とのんきに構えていたら
あれよあれよの悪寒、鼻水、くしゃみ、そして38度の熱。
仙一が学校に行っている間 ひたすら眠ってようやく回復しました。

さて 日本ではあまり取り上げられていないニュースかもしれないけれど
先週の金曜にNYの隣の州、コネチカットで銃乱射により
小学校にいた20人もの子供、そして職員6人が射殺された。
犯人はその場で自分の頭を撃って死亡。
学校襲撃の前には自宅で母親を撃って殺している。

こうタイプしているだけでも 嫌な気分になってくる。
銃乱射による事件はこの2日前にも他の州で起こっていたし、
夏には映画館での乱射事件もあった。
つい先週だったと思うが マンハッタンでも白昼ありえないところで
男が頭を撃たれて殺された。
これは狙われていたらしいから計画的だったようだけど
人通りの多い街中で 流れ弾のことを考えたらぞっとする。

毎日毎日 銃による事件は絶えなかった中でのこのコネチカットの事件。
しかも 犯人は「全く意味も無く」小学校に押し入り、いきなり銃を乱射したのだ。
いつも通りに学校に行って過ごしていただけの 6-7歳の子供たちをターゲットに。
本当にやるせない。

ここのところ毎日TVではそのニュース。
詳細が明らかになるにつれ 感情的な報道も増えてくる。
もちろん仙一の学校からも子供たちに精神面でのケアについて等
手紙は来たが、今回は子供たち、親たちにとっての衝撃は大きすぎる。
どうも 大人にも精神面でのケアが必要な気がする。
現に私は 週末からこのニュースで鬱々としているうちに、風邪にやられてしまった。

オバマ大統領がスピーチ中に涙を流し、二度とこのような惨事が起こらないよう
銃規制について大きく乗り出すことを表明したが、、、、
そうかんたんに 安全がやってくるとは思えない。

それでも 良い方向へ向かうことを祈りつつ。






1 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

日本でも大きく取り上げられました。
日々を当たり前のように過ごしているなかで、この事件やその他の銃に関する事件を耳にすると、日本はまだ安全な方なんだと分かります。
一般の人が銃を持てる社会は、そろそろ終わりを迎えて欲しいですね。