2009年4月2日木曜日

南米からIRSへ

さて 日本の税金シーズンは終わったはずですが
アメリカでは 4月15日までに納税手続きを
全員済ませなければならない。

日本と違ってここでは 納税者が自分で申告しなければならない。
だから 郵便局や図書館とかで 申請書類が配られているし
いまどきは 皆さんインターネットとかソフトを使って
済ませる人も多いようだ。
でも 税金の仕組みが複雑なので
(稼いでいる人ほど)会計士を使うのも 結構ポピュラーだ。

去年はビザの変更や父ちゃんの転職があって
税金の申告が複雑極まりなかったので
会計士に依頼した。
しかし 会計士には通常200~300ドル以上支払うので
貧乏な我が家では大きな出費である。

また、去年依頼した会計士は非常に慇懃無礼だったので
彼にはもう頼みたくなかった。
あんな奴に300ドル払うのは 嫌だ!
しかも 今回の申告は比較的簡単だから 自分でもできそう。

、、、、、貧乏人は何でも自分でやらなければならない。
しかも 今、私はHOUSE WIFE。
金は無いが 時間だけはある。

ソコからが長い旅となったのである。

書くと長いから 止めておくけど
結局 この2週間は 税のことをネットで調べて 
NY市の提供する「納税手続きアシスタントサービス」の
会場に何度も出向き、
結局 さまざまなことでそこの係員と 激論(?)を交わし、
そこでは埒が明かないから
IRS(国税局)まで出掛けて行って(2回)
提出書類を訂正して すったもんだの果てに
一昨日、無事 提出できたのであります。

まぁ 何でこんな簡単な書類に 時間が掛かったか、
というと アシスタントサービスの係員が知識を間違っていて
それを認めなかったからである、。

通常 一般的には 子供の控除を1000ドル(約10万円)
受けられるのだが どういうわけか その係員(ANDY)は
ウチはその規定に入らないから 控除は受けられない、と
いうのである。
おっかしいなぁ 同じビザ・ステイタスで同じ状況の人は
問題なく控除を受けてるのになぁ。
その疑問をIRSに行って聞くと
ウチは大丈夫、受ける資格がある、と
明言してくれたので
もう一度 ANDYのトコへ出掛けていって その旨を伝えると
「そりゃ IRSが間違ってんだよ!グリーンカードを持ってない人は
皆子供の控除は受けられないの!だから 書類は直さないよ」と
のうのうと言われた。
(怒り炸裂の私は 謎の英語で がなりたてると
一緒にいた仙一が ビビって ママ、、、止めときなよ、、と
おろおろしていた。 怒って英語で怒鳴るお母さんはかなり
怖かったらしい、、、、、。)

しょうがないから ふたたびIRSへ。
すると IRSの人が訂正を補助してくれて
書類を全て仕上げてくれ、
「そのANDYの組織に連絡入れておくから。
こんな間違いを認めないなら その会場での
他の納税者は みんな子供の控除を受けられないことになってしまう。
不公平だからね。」と 言ってくれた。

はぁぁ こうして初心者納税者の春は過ぎていくのだった、、、。

しかし 子供の控除が1000ドル、これを受けられるか受けられないかで
この夏の我が家の 日本一時帰国の運命がかかっていたのだ。
そりゃ 必死になるでしょう。
、、、そういうわけで この夏の一時帰国は決定しました。
西荻のみなさん この夏もよろしく。

3 件のコメント:

あねご さんのコメント...

納税手続き無事おわったようで良かったわね。ほんとうにお疲れさまでした。
それにしても、自分で申告手続きしてる人たちは本当に偉いと思うわ。
会社任せの私は本当にそこは無知なので。

それにしても、アクシデント続きで大変そうなかもめさん!
これで暫くは平和な日々に戻るかしら?

夏の一時帰国、楽しみにしてるよ~!

あさちゃん さんのコメント...

怒ったかもめさん…。

どの国も、似たようなもんですね。
役所とか税務署関係って。

家の旦那さんも、3月に死にそうになりながら確定申告の紙を描いていました。


1000ドル手に入れて、一時帰国してくださいね。
今度こそは、会えると良いなぁ。

kamome さんのコメント...

>あねごさま

ふふふ この夏も御世話になります。
あ~ 2年生かぁ、
特別な夏にしてやりたいなぁ。

>あさちゃん

この夏は会えるかな。
おいしいもの食べに行きたいわん。