2011年7月7日木曜日

時を越えて

仙一はすでに夏休み、2週目。
今年は日本の小学校での体験入学をあきらめたので
サマーキャンプに参加させている。

キャンプ、っていっても 泊りではなく
毎日早朝から夕方まで学校で過ごすこと。
夏休みには あらゆる学校やら保育施設やらが
さまざまな趣向をこらしたキャンプが開かれる。

仙一のは 朝から晩まで郊外の広い敷地の学校で
遊び放題、プールも一日二回のレッスン付き。

というわけで 私は朝から夕方まで
療養と言う名の のんびりタイムを過ごしている。

のんびりにも程があるのだけど
実際 疲れやすいし 色々な活動の制限があって
本を読むか 編み物するか、、、くらいしかできない。
この間は調子に乗って ミシンかけまくったら
かなり疲れてしまい、反省。
いまだに PCも30分で具合が悪くなる。

そんなこんなで このところ本棚にあった古い本を
読み返している。

「ルイズ 父に貰いし名は」松下竜一著

実は若い頃読んだことのある本。
NYに来て たまたまブックオフで見かけて
買って読み直したものだ。
そのまま書棚にあったものを ふと手に取ると
数年前に読んだはずなのに
読んだことがないような新鮮な気がして、
それで 再読。
(結局3回読んでいる。歳をとってボケると同じ本で
何度でも新しい感動を味わえることが発覚。)

内容は大杉栄・伊藤ノエの四女、ルイズの生涯。
大正末から戦中、戦後の時代をアナキストの娘として
生きざるを得なかった彼女の苦悩の日々。

病気療養中には ちと重いけど
またしてもズンズン読んでしまい、今朝読了。
やっぱり この辺の時代のものは興味深い。

お陰で英語がまたしても怪しくなりそう。
つぎは 英語の本を読まねば。

あ、もし この本を読みたい方がいれば送ります。
(実家にもう一冊あるから)
NYの本棚もパンパンになってきた、、、、。
ちなみにこれはハードカバー版です。

0 件のコメント: