2009年2月15日日曜日

今日はクマ作りにもってこいの日だ。

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バレンタインデーというのは 仙一の誕生日である。
去年までは あまりとやかく言わなかった仙一だけど
今年は 色んな店のディスプレイを見ては
「バレンタインなんて ハートばっかりで嫌だ!!」と
自分の誕生日を嫌うようになった。

とはいえ 日本のバレンタインとアメリカでは
意味あいが かなり違っている。
日本だと「愛の告白の日」で
「女性から男性へチョコを贈る」のが通常だけど
アメリカだと この日は「愛の日」で
「老若男女問わずお互いに
愛情や感謝の気持ちを込めて
 チョコやらカードやらを贈る」のである。

だから 街中にハートグッズとか色っぽいランジェリーや
(男性が女性に贈るそうだ。)花束が溢れかえる。
だから 日本のような 告白する、される、の
ドキドキ感は全く無い。

閑話休題。

そんな中 仙一君は7歳になったのだけど
さて バースデイプレゼントは何がいい?と聞くと
幾つか答えが返ってきた。
そのうち自転車、筆箱、ピアニカなどを 
両家の祖父母からもらうことになったし
おもちゃは 欲しいものを友人家族が
用意してくれるとのコト。

さて 両親からは何がいいか。
「・・・・・・BUILD A BEARに行って ぬいぐるみ作るの、
夏に約束したでしょ!!!!!!」と 過去の約束を持ち出してきた。
そう、夏におばあちゃんが日本から遊びに来たので
記念にこの店に行ってお土産に猿のぬいぐるみを
持たせたのである。
そのときに 仙一は自分にも欲しくなったと 
騒いで なだめるために「じゃぁ 誕生日にね。」と
私が言ったそうなのだ。(←覚えてない。)

まぁ、いいや。
ぬいぐるみね。
(しっかし 7歳の男児だぜ、、、、、。)


このお店はマンハッタンの5番街にある
「自分でぬいぐるみをカスタマイズできる」店なのだ。

まず 中身の入っていないぬいぐるみを
数ある種類の中から選ぶ。
(値段も種類もかなり幅がある。クマ以外も充実。)



              それから 綿詰め機械のところに行くと
さわやかでナイスな店員さんが
抜け殻状態のクマに綿を入れてくれる。

ただ綿を入れるだけではないところが
この店のいいところ。



「その箱のハート(ちいさな布製)を2個選んで」
 「そのハートに向かってお願い事をしてね」
「え、、願い事??? 、、、思い浮かばない」
と 素直な仙ちゃん。

「何でもいいのよ、そうだな、OOが欲しいとか、こうなりたいとか」
「うーむ。ムニャムニャ」一応言われたとおりにする仙一。
「OK。それから この子の抱き心地だけど、どう?これじゃ硬い?柔らかい?」
「んんん。このくらいでいい。」
「OK.じゃあ 背中を縫うね。」といった具合に
自分の好みに仕上げてくれる。

その後は 店内にある「ぬいぐるみ用グルーミング台」で
自分でブラッシングしたり 好みの洋服屋ら靴やらを
選んで着せて 好きなように作り上げるのだ。

洋服は世界各国の民族衣装(羽織袴があった。)とか
アイスホッケー等のアメリカンなもの、
今流行のハナ・モンターナーや
ハイスクールミュージカルの衣装、
ヒップ・ホップ系など 
納得のものから アホっぽいものまで揃っている。


今回は クマにジーンズのオーバーオールをはかせて
それでお終いにしたけれど
調子に乗るととんでもない金額になるので 要注意だ。

うっかりしていたけど
人気の店でしかもバレンタインの土曜日の午後に
出掛けていったので 物凄い行列だった。
仙一の誕生日でもなければ 絶対こんな長蛇の列には
並ばなかっただろう。

なんてムスコ思いのよいお母さんなのだろう、私は。
たまには自分を褒めてやりたいものだ。

2 件のコメント:

セミノコ さんのコメント...

遅くなっちゃったけど、仙ちゃんお誕生日おめでとう!ウチのちび太からもお祝い申し上げるよゥ♪
ぬいぐるみ所望とは以外にまだ可愛らしいところがあるのですね
それで願い事は何だったのか気になる
よかったね~仙ちゃん。
ハートは気にするなぃ

kamome さんのコメント...

>セミノコさま

一体 ぬいぐるみ愛好家で
いましろたかし愛読家って
どんな大人になるんだろう。
とっても不安♪